聖女に忘れられたアシュレインは、記憶を奪う加護を壊す

 七歳のあの日、聖女に選ばれた幼馴染セレフィアは、少し不安気に神殿へと旅立った。
 数年後、神官書紀となったアシュレインが再会した彼女は――彼のことを覚えていなかった。

 加護の代償は“記憶”。

 奇跡を使うたび、幸せな思い出から焼き尽くされていく。
 やがて自分さえ失う運命にある聖女を救うため、アシュレインは神の契約について調べ、奔走する。
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