木っ端配信者と有名配信者
六歳でもらえる祝福で、俺が授かったのは『加速のスキル』。農家には全く意味のないスキルだった。兄は土魔法のスキルを授かっていたので、田舎の農家の次男な俺は、家に居づらくて冒険者になった。
双子の弟が生まれてからいよいよ家の貧乏に拍車がかかり、俺はすっかり邪魔者となり、家を出た。
けれど田舎、されど田舎。ギルドの依頼書はどこぞの畑の手伝いや、害獣駆除。生活はカツカツ。
細々ギルドの小間使いをしていて、受付で見つけた【ダンジョン配信して、収入アップを目指そう!】の張り紙。
講習を受ければ配信ライセンスを貰えるということで、講習を受けてライセンスをゲットした。
けれど田舎では配信できるようなダンジョンが近くにない。
型落ちの魔道具をゲットできたので一番近いダンジョンに入って配信してはみたけれど、再生回数は伸びない。
こんな田舎では成功なんかするわけないと奮起した俺は、王都に向かって有名配信者を目指すことにしたのだった。
決して契約更新料が高くて田舎を出てきたわけじゃないったら。
王都で何とか頑張って再生回数を伸ばそうとする俺の元に、ある日指名依頼が入って……
総再生回数二桁代の木っ端配信者が有名配信グループに見初められてその能力の本領発揮する話です。(CP固定。ハッピーエンド確約。投げ肉は控えめに)
弱弱しそうに見えて(本人は弱いと思っている)主人公の実は強いんですなお話。
ムーンライトノベルズでも連載してます
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