ノスタルジアをきみと【完結】
「おまえは幸せか?」
間もなく定年を迎える高史は、これまで出世も家庭も波風ない平々凡々の人生を送っていた。
そんな彼は、思い描いていた豊かな老後とは程遠いと思い悩み、どんよりとした気持ちでデパートの屋上で佇んでいた。が、ひょんな拍子に昭和五十年代にタイムスリップをしてしまったのだが、荒唐無稽な白昼夢だと決めつける。
若かりし頃の女房・佐知子とデパートの遊園地とレストランで食事をして、佐知子の気持ちに触れるうちに、うっかりときめいてしまう。
女房に恋をするはずがない、夢に決まっている。
働き盛りの身体、六十歳の精神の高史は過去で恋をして……?
バブル崩壊を後に不況になり、豊かさがあやふやになっている。そんな時代が現代です。
※以前置いていたものを改稿して全年齢対象にしました。話のスジは変わりません。
表紙は表紙メーカーで作りました。
「第3回ほっこりじんわり大賞」にて、優秀短編賞を頂きました。読んでくださった方にも感謝しかありません。本当にありがとうございました。
間もなく定年を迎える高史は、これまで出世も家庭も波風ない平々凡々の人生を送っていた。
そんな彼は、思い描いていた豊かな老後とは程遠いと思い悩み、どんよりとした気持ちでデパートの屋上で佇んでいた。が、ひょんな拍子に昭和五十年代にタイムスリップをしてしまったのだが、荒唐無稽な白昼夢だと決めつける。
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優秀短編賞受賞おめでとうございます!
拝読し、「夫婦」「家族」の大切さをしみじみと感じちゃいました。高史さん、佐知子さん、どちらも素敵な方なので、こんな奇跡があっても良いはず!
東郷しのぶさん
初めまして。なかむ楽です。
お祝いコメントも感想もありがとうございました。受賞の喜びを胸に今後の創作活動の励みにしていきます☺️✨
個人的にですが、夫婦も親子も動物と暮らすのも大切な家族という数値化できない単位(?)だと思っているのでいただいた感想の
>「夫婦」「家族」の大切さをしみじみと感じちゃいました
とても嬉しく思っています。
同じ人に何度も恋をするというテーマも好きなのでこんな奇跡あったらいいなと思って書きました。
東郷さんのお気に入りの作品のうちのひとつになれたのも嬉しく思っています。ありがとうございました!
佐知子さんが可愛くて癒されます(〃´ー`人´ー`〃)デパート屋上の遊園地懐かしいなぁと思いつつ、ほっこり(* ´ ▽ ` *)
薊野ざわりさん
読んでくださってありがとうございました☺️✨
本作のヒロインは癒し系です。きっと怒らせたら怖いんだろうな……笑
デパートの遊園地、懐かしいですよね。私は好きでした
あと少しで完結するので、またお付き合いいただけたら幸いです😊
このお話が大好きなので、また読めて嬉しいです!
ぐるもりさん
読んでくださってありがとうございました☺️✨
前より少し書き足しをしたので、また読んでもらえると嬉しいです!