朝起きたらイケメンだったはずの俺がブサイクになっていた

俺は西園寺隼人。15歳で明日から高校生になる予定だ。
俺は、イケメンでお金持ち、男女問わず友達もたくさん、高校生で美人な彼女までいた。
いたというのが過去形なのは、今日起きたら貧乏な家でブサイクになっていたからだ。

ーーなんだ。この体……!?
だらしなく腹が出ていて汚いトランクス履いている。
パジャマは身につけていないのか!?
昨晩シルクのパジャマを身に纏って寝たはずなのに……。
しかも全身毛むくじゃらである。
これは俺なのか?
どうか悪い夢であってくれ。

枕元のスマホを手に取り、
インカメで自分の顔を確認してみる。

それが、新しい俺との出会いの始まりだった。

「……は?」

スマホを見ると、超絶不細工な男がこちらを見ている。
これは俺なのか?夢なのか?
漫画でお馴染みの自分の頬を思い切りつねってみる。

「痛っっっ!!!」

痛みはばっちり感じた。
どうやらいまのところ夢ではなさそうだ。

そうして、俺は重い体をフラフラさせながら、一歩を踏み出して行った。
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