初恋お兄さん、婚約者だったのは運命!?
伯爵令嬢ライナは、婚約者との顔合わせが行われる舞踏会から逃げ出した。
しかし、暗闇で人攫いに襲われるという最悪の事態に!
絶体絶命の窮地を救ってくれたのは、真紅の瞳を持つ謎の青年だった。
無愛想だが優しく、そして力強い彼に、ライナは生まれて初めての恋心を抱く。
親の決めた運命に逆らえないと悟っていたライナは、彼に助けを求めると、「まずは婚約者に会え」と諭しつつも、「俺が味方になってやる」と約束してくれた。
勇気をもらい、舞踏会の会場に戻ったライナを待っていたのは、件の婚約者である伯爵子息レイモンド・アルバニル。
彼と顔を合わせた瞬間、ライナは息を飲む。
「なんのことかな? 私たちが会ったのは、これが初めてだよ? 泣き虫のお嬢さん」
運命のイタズラか、はたまた神様の粋な計らいか?
これはライナの恋と、自立への物語!
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