夢から覚めない、永遠に

――適当に書いた「夢日記」が売れた。
行きつけの喫茶店の店長とくだらない争い。
水路の多い町で、横に住んでいるイズミさんと笹船をこぐ。
普通に暮らしているはずが、どうして友人からはきちがい扱いされるようになった。
私は本当にきちがいなのだろうか。そんなはずはないと思うのだが――。
この町には雷獣が住んでいて、それが故に雨が少ないという訳のわからない話を聞く。
――、それこそ気ちがいの発想だと思うのだが。
夢か現実か、曖昧な境界線 ――、私はドコヘ向かうのか……。
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