婚約破棄された薬膳魔女、去り際に「幸せにも不幸にもなる薬」を置いていく〜さぁ、運試しの時間です〜
「地味で無能な薬膳魔女など、我が公爵家に不要だ!」
社交界の夜会で、妹に乗り換えた未婚夫から理不尽に婚約破棄を言い渡されたエリカ。
しかし、彼女は傷つくどころか「やっと自由になれる」と晴れやかな顔。去り際、未婚夫へ虹色に揺らめく一瓶の薬を手渡す。
「これは私からの最後の贈り物です。使い方次第であなたを幸せにも、不幸にもする……さぁ、運試しの時間です」
国を捨てマイペースな一人旅に出たエリカは、道中で呪いに苦しむ隣国の冷徹公爵カイト・ヴァルハイトと出会う。エリカが何気なく差し出した「普通の滋養強壮スープ」は、実は国の宝とされる神薬だった——!?
一瞬で呪いを解かれ、エリカの規格外な真価を見抜いたカイトは、彼女を自国へ連れ帰り過保護なまでに溺愛し始める。
一方、エリカを失った元未婚夫の実家は、彼女の防衛結界が消えたことで大混乱。
一逆転を狙い、最後に残された「あの薬」に手を出すのだが……?
無自覚天才魔女のマイペースな新生活と、自業自得で落ちぶれていく元未婚夫のざまあ劇、開幕!
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