冬に凍死者が出る貧乏領地では、なぜか薪を王都へ売っていました
赤字続きの小さな領地を任された、帳簿好きの令嬢。
赴任早々、彼女は毎年冬になると薪が高騰し、凍死者まで出ていると知らされる。
ところが帳簿を調べてみれば、この領地は大量の薪を生産し、毎年王都へ売っていた。
領民も商人も領主家も、それぞれ必要なことをしている。なのに全部合わせると、なぜか領地全体が損をしている。
「では、その薪を領主家が買いましょう」
冬を越すために始めた小さな改革は、やがて止まっていた町まで動かし始める。
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