ロード・トゥ・ディア 〜神と人と、約束の冠〜
神々に守られた六つの国のひとつ、マルディーヴァ。第二王子であるレインハールは、幼い頃から唯一心を通わせてきた“女神”マルディーヴァへの想いを胸に、成人の日を迎える。
レインハールは、大人になるその生誕の日を前に、神の世に住まうマルディーヴァに「一度だけでいい、君に会いたい」と請い願う。
マルディーヴァは、レインハールと自身の想いのため、その願いを叶える。
一日限りの幸せな逢瀬を過ごし、二人の心は通じ合ったかのように思えた——その後。
思いもよらない出来事に運命は大きくねじれ、王位継承と政略結婚という逃れられない宿命が、レインハールを容赦なくのみ込んでいく。
少年は大人になる。
焦がれる恋と決別し、新たな王として歩み出す若き王子の前に広がるのは、栄光か、それとも喪失か——。
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