苺の檻 ~魔王軍が企てた「お仕置き」は、疲弊した聖女を高級ドレスで無力化する極秘任務だった~
「えいっ☆(キュルン♪)」――って、ここ血みどろの最前線なんですけど!?
凄惨な戦場で桜色の防壁を張り続ける聖女エリカ。
彼女は超大真面目だが、実は魔力を消費するとお腹がペコペコになって頭がぽやぽや化するポンコツ聖女だった!
味方に酷使され限界を迎えた彼女の前に現れたのは、戦場ですべてを塵に帰すと恐れられる、黒鉄の魔王軍突撃隊長・レオンハルト。
誰もが死を覚悟した瞬間――冷徹なる武人は大真面目に大勘違いした。
「この健気な少女は、人間に脳を焼き切られるまで酷使されたのだ(※ただの空腹です)」
激怒した彼が下した「お仕置き」とは、極上の苺タルト(自腹)で彼女を優しく『無力化』する過保護な監禁生活だった!
目覚めたエリカは「私は屈しません!」と丸椅子を構えて抵抗するものの、お腹の虫には勝てず、タルトを一口食べて涙目で一言――。
「お、おいちいです……(悔しいですけど!)」
これは、義務を剥がされたあほ可愛い聖女が、甘美な檻の中で胃袋を掴まれ、幸福な囚人となるまでの救済ラブコメ。
「あっちに戻ってもお腹が空くだけです。……だから私、ここにいます」
今すぐ、世界一安全で美味しい檻の扉を開けてみませんか?
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