目が覚めたらドラゴンになっていました~ドラゴンが王子様に恋をしても許されますか?~
目が覚めるとそこは異世界でした――――。
物語やゲームが好きな女子高生(高村陽奈子)は、ある日気づくと知らない世界の空を飛んでいた。
そこは日本ではなく、ましてや地球上のどこにもあるはずのない景色が広がっている。
憧れのファンタジー世界が目の前にあっても、陽奈子は混乱するばかりだった。好きな世界ではあっても状況を受け入れられるかどうかは別問題である。
混乱する頭で自分の姿を確認すると、そこには人間ではない巨大で強靱なドラゴンがそこにいた。
ドラゴンになってしまったという事実を受け入れられないまま、体力の限界を感じて、陽奈子は休める場所を探し回る。
どこへ行っても向けられる敵意に恐怖を感じながら、やっと人気のない場所へたどり着いた陽奈子は、夢であればいいと願いながら眠りにつく。
翌日、やはりそこは相変わらず知らない世界で、自分の姿はドラゴンのままだった。
落ち込む陽奈子の前に二人の青年が現れる。
マティスと名乗ったその青年は、ドラゴンである陽奈子を恐れる事なく、しかも「可愛い女の子」だと言って笑いかけてくれた。
この世界で初めて会った言葉の通じる相手に、陽奈子は縋る様な気持ちでマティスに状況を相談する。
元の姿を取り戻し、元の世界に戻る方法を探る手伝いをしてくれるというマティスに、陽奈子は徐々に惹かれていく。
恋心を自覚したのは、マティスが紹介してくれて訪ねた先にいた魔法使いリディから、マティスに手を出すなと牽制されたからだった。
気持ちは大きくなっていくが、別の世界の人間でありかつ今はドラゴンの姿の陽奈子が、想いを告げて良いはずがない。
陽奈子は、自分の気持ちを無意識のうちに封じ込めるしかなかった。
やがて、陽奈子をこの世界に呼び出した人物の正体を掴む。
西にある都に住む人間の間では、ドラゴンの心臓を食らうと不老不死が手に入るという伝承が残っており、それを実行しようとした就任したばかりの国王が、年若くして宮廷魔術師の座に上り詰めた女に命じる。
陽奈子がドラゴンになった理由は、さらなる名誉を欲するその女の思惑の元、儀式に巻き込まれたからだった。
こんな私が、貴方を好きになっても許されますか?
ドラゴンになった少女が、元に戻る方法を探しながら恋をする物語。
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元の姿を取り戻し、元の世界に戻る方法を探る手伝いをしてくれるというマティスに、陽奈子は徐々に惹かれていく。
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気持ちは大きくなっていくが、別の世界の人間でありかつ今はドラゴンの姿の陽奈子が、想いを告げて良いはずがない。
陽奈子は、自分の気持ちを無意識のうちに封じ込めるしかなかった。
やがて、陽奈子をこの世界に呼び出した人物の正体を掴む。
西にある都に住む人間の間では、ドラゴンの心臓を食らうと不老不死が手に入るという伝承が残っており、それを実行しようとした就任したばかりの国王が、年若くして宮廷魔術師の座に上り詰めた女に命じる。
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