涙はソラを映す鏡
プログラム次第で誰もが物質の生成、分解、改変を行える装置ティアによって引き起こされた未曾有の災害、落涙の日から九年。誰もがその惨状を胸に刻みながら、それでも人々は文明を保つため、未だにティアに依存するように生活していた。
そんな中、ウーシアという名の、しかし、記憶にないはずの少女の夢から目覚めた穹路は見知らぬ場所で、ティアの発明者の孫、望月螺希とその妹、真弥に出会う。彼女達に空から落ちてきたと言われた穹路は混乱しつつも、二人との会話からそこが自分の知る西暦二〇二〇年の世界から約二三〇年後の未来であることを知る。かつての時代で不治の病に侵されていた穹路は、治療を未来の技術に託した両親の手配で人体冷凍保存を受けていたのだった。
※小説家になろう様、カクヨム様、ノベルアップ+様、ノベルバ様にも掲載しております。
そんな中、ウーシアという名の、しかし、記憶にないはずの少女の夢から目覚めた穹路は見知らぬ場所で、ティアの発明者の孫、望月螺希とその妹、真弥に出会う。彼女達に空から落ちてきたと言われた穹路は混乱しつつも、二人との会話からそこが自分の知る西暦二〇二〇年の世界から約二三〇年後の未来であることを知る。かつての時代で不治の病に侵されていた穹路は、治療を未来の技術に託した両親の手配で人体冷凍保存を受けていたのだった。
※小説家になろう様、カクヨム様、ノベルアップ+様、ノベルバ様にも掲載しております。
あなたにおすすめの小説
『お前が運命の番だなんて最悪だ』と言われたので、魔女に愛を消してもらいました
竜族の王子フェリクスの成人の儀で、侯爵令嬢クロエに現れたのは運命の番紋。けれど彼が放ったのは「お前が番だなんて最悪だ」という残酷な言葉だった。
異母妹ばかりを愛する王子、家族に疎まれる日々に耐えきれなくなったクロエは、半地下に住む魔女へ願う。「この愛を消してください」と。
恋も嫉妬も失い、辺境で静かに生き直そうとした彼女のもとに、三年後、王宮から使者が現れる。異母妹の魅了が暴かれ、王子は今さら真実の愛を誓うが、クロエの心にはもう何も響かない。愛されなかった令嬢と、愛を取り戻したい竜王子。番たちの行く末は――。
二十七日休まない夫を、いったい誰が働かせているのでしょう
王城勤めの夫ユリウスは、二十七日間休んでいない。
帰宅は日に日に遅くなり、ついには王城に泊まり込むようになった。それでも本人は「殿下が僕を必要としてくださっている」と嬉しそうに笑う。
ある夜、「今日こそ夕食には間に合う」と約束した夫は、また帰ってこなかった。
いったい誰が、夫をここまで働かせているのか。
王太子か、上司か、それとも仕事を押しつける同僚か。
夫と温かい夕食を食べる。ただそれだけの日常を取り戻すため、私は王城へ向かうことにした。
我慢なんてしていませんわ。だって、面倒でしょう?
「クロエに子供ができた。準備が整い次第、離れで暮らすことになるからそのつもりでいてくれ」
普段ほとんど屋敷にいない夫が前触れもなく告げてきた言葉をきっかけに、レティシアは“三年間”の契約を終わらせることにした。
赤の他人を屋敷に迎えることはしない。
不要なものに感情を砕く理由などない。
「だって、面倒でしょう?」
不誠実な夫も、無意味な結婚も、
この際すべて切り捨ててしまいましょう。
義務ですもの。
貴族令嬢の義務として親の決めた相手に嫁いだが、夫には愛する人がいた。夫にないがしろにされても、妻として母として嫁としての義務を果たして誠実に生きたヒロインの掴んだ、ちょっと歪んだ幸せとは。
【完結】私の出産日に初恋の人を選んだ夫、あなたを彼女に返品します
「子供っぽい嫉妬はやめろ」私が命懸けで出産した日、夫のヴィンセント侯爵は初恋の人の所へ行ってしまった。理由を説明して欲しいと言うと、子供っぽい嫉妬をやめろと厳しい声で言われてしまう。しかも初恋の相手がいきなりやってきて「侯爵様は昔から私を命懸けで助けてくれるんです」と悪びれもせずに言い放った。妻よりも初恋相手を優先する夫は必要ないので私は夫を初恋相手へ返品した。すると生まれてから一度も人に頭を下げたことのないヴィンセントが、ボロボロになって私に頭を下げてきて⋯⋯。
聖女って無給で無休なんですか?じゃあやらないです
異世界に聖女として召喚されたイラストレーターのチヒロ。しかし聖女には給料も休みもないことを知って「じゃあやらないです」と聖女就任を断る。
「国と人を救う崇高な仕事には、私どもからの感謝を捧げよう」
「心底いらないです」
異世界でまで、やりがい搾取されてたまるかよ。
※小説家になろうにも投稿しています
義母の手作り餃子をゴミ箱に捨てたら、家族会議で裁かれた。だから全部茹でて、みんなに食べてもらった
毎朝これを茹でて食べなさい――義母が冷凍庫に作り置きした手作り餃子。私は三つの保存容器の中身を、ごみ箱にあけた。
財布を取りに戻ってきた義母は、それを撮影して家族のグループへ送り、それからごみ箱に手を入れた。一つずつ拾って、破れた皮を包み直す。私は、餃子の入った容器を冷凍庫に戻した。
20分後、義兄と義妹たちが押しかけてくる。朝4時から、手が冷たくなるまで包んだものを、ごみ箱に。夫は3月末から船の上で、電話もつながらない。
私が口を開くたび、誰かの声が上からかぶさる。理由を聞いてくれる人は、一人もいなかった。
12時を過ぎて、私はいちばん大きな鍋に湯を沸かし、容器を全部あけて、人数分の茶碗によそった。
「どうぞ。よく煮えてます」
褒めていた人たちは、箸を取った。作った人だけが、取らなかった。
全10話。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
ログインすると感想の投稿ができます。