神様に癒しをお願いしたら旦那様がもふもふでした

現実につかれたOLが、オタクの神様の好奇心で別の世界に転生されました。
唯一言えた望みは癒されたい!だけ!
転生した世界は獣人の世界。
モフモフだらけの世界で癒される予定が、人間のまま転生されたことでハードな人生がはじまりはじまり~

小説になろうで10話ごとにまとめて投稿します。
https://mypage.syosetu.com/mypage/novellist/userid/2492211/

ネタばれ 少し先を抜粋
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使者は呆れに軽蔑を含めた顔で言い放った。
「貴方方が侯爵令嬢をどのように扱っておられたのか、透けて見えるようです。
私を止めるのなら覚悟を、と私は伝えましたから、御取次いただけないようでしたら私からまいります。」

そう言ってメイドに冷たい一瞥をくれ、屋敷の中にどんどんと入っていく。

「なっ!!
お待ちください!!」

わらわらとメイドが慌てふためき付いていき、行く先を塞ごうとしている。
使者に付いて、ガスティール商会の者たちが、大きな荷物を抱え後にどんどんと続く。

私は何が起きているのか、訳が分からなくて、混乱と何かが動き出しているような。
この世界に生まれて初めての事件、大きな動きみたいなものが動いた気がして、心の奥が少しワクワクした。

何が起きているのだろう…。
期待と共に、今までが今までだったばかりに、最悪の事態を想像しなければとぐるぐると悪いことの考えをめぐらす。

メイドの一人が、強引に止めようと試みて、荷物を持って来させるまいと阻止しているうちに、リボンの入った箱を転がし、玄関の広間にリボンをぶちまけた。

ガスティール商会の者が慌てふためき拾い集める。
その様を意地悪な顔でメイドが見ていた。

使者は信じられない、といった具合に厳しく睨みつける。
その時だ。

ダダダダダダダッと素早い足音と共に
「ゥワァン!
ワンワンヴァン!」

低い唸り声と共に黒い大きな犬が吠えかかり、広間に嵐のように突入してきた。

黒々と大きな体で怒りのオーラを振りまき、広間低い唸り声が反響させる。
その迫力にメイドたちはへたり込み、皆腰が砕けたように膝をついた。


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