俺の婚約者(前世の記憶持ち)はイカレてる
俺は レクト・イーダ 魔術大国ターリナの下級貴族の次男坊。
唐突だが俺には婚約者がいる。名前は カミラ・ヴィッチ 。下級貴族の三番目の娘。
この、俺の婚約者カミラは…なんていうかイカレてる。
仮にも貴族の令嬢のはずが言うことやる事がどれもぶっ飛んでいる。カミラと初めて会った時、こいつはあろうことか俺の親父の髪を剃り落とした。
他にも屋敷から抜け出しては街で騒ぎをおこしたり。うちで飼うと言って魔獣を連れて帰ってきたり。常軌を逸した魔術で周りを驚かせたり…数えれば切りがない程の凶行を繰り返している。
……俺を巻き込んで。
そんなカミラの一番イカレてる所は「自分は前世の記憶があって、ここは乙女ゲームの世界なんだよ!」と、言い張りマジ訳の分からない事をほざくとこ。
仮に前世の記憶があるってのは百万歩譲って理解しよう。ただ…ゲームの世界ってなんだよ、まじ意味分かんねぇよ。
【ぶっ飛んだ婚約者に振り回される苦労人主人公な話になればいいな。】
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