【完結】浮気した新郎と妹に、花嫁の座を差し上げます 〜契約はその時点で無効ですけれど〜
結婚式当日。
控え室で、アーデルハイトは新郎ヴォルフラムと妹リーゼロッテの密会を聞いてしまう。
一一「欲しいのは彼女じゃない。持参金と、あの鉱山の権利だ」
誓いの言葉の直前、アーデルは静かに手を挙げた。
「花嫁を、妹と代えていただきます」
喜ぶ二人に、立会人の司祭官ライナーが婚姻契約書を読み上げる。持参金も鉱山も、亡き母が遺したアーデル個人のもの。花嫁が代われば、契約は成立しない。
すべてを失っていく二人をよそに、鉱山の経営者として歩み出すアーデル。そんな彼女の隣に、司祭の衣を脱いだ一人の青年が立って一一!?
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