オトコの娘が私を好きだと言う

 「愛が冷めるんだよね」
 そう言った交際相手の言葉に腹を立て、ホテルで相手に膝蹴りを入れ、別れを告げた主人公・青鬼明(あおきめい)。
 早く帰ってシャワーを浴びたい!その一心で家路を急いでいる時、可愛らしい子に突然呼び止められた。人懐っこく話しかけられ、どうやら相手とは知り合いらしいのだが、青鬼にはサッパリ誰なのかわからない。わからないままなのに再会する事を約束させられ、名前を訊く間も無いまま、脱兎の如く逃げられてしまった。

「誰なんだ?一体……」
 一晩頭を悩ませたが思い当たらず、誰かもわからぬまま約束の場所へ向うと、そこに来たのは、昨日会った子とは無関係としか思えぬ相手だった。


 ○執着質な男の娘×美人系古風女子のお話です。
【R18】ですのでご注意下さい。

【関連作品】
 完結済作品の短編集『オトコの娘が私を好きだと言う・デートのお誘い』
 完結済作品の短編集『オトコの娘が私を好きだと言う・就職先が決まりました』
 完結済作品の短編集『オトコの娘が私を好きだと言う・キミの香りに包まれて』
24h.ポイント 7pt
0
小説 35,440 位 / 183,800件 恋愛 15,645 位 / 55,990件