【完結】皆さまにお尋ねしたいことがございます
伯爵令嬢のアンジェリカには、幼い頃に決められた婚約者がいた。婚約者である伯爵令息のヒウロとは、彼の父が再婚し、血のつながらない妹、ワミーがやってくるまではうまくいっていた。
一人っ子だったヒウロは妹ができたことを喜び、ワミーばかり優先するだけならまだしも、ワミーの嘘も全て真に受けてしまうようになる。
婚約破棄も考えたアンジェリカだったが、家族からの反対とヒウロへの情が断ち切れず、予定通り彼と式を挙げる。『妻になれば優しくしてくれる。いや、妻になれるだけで幸せ』そう思うようにしていたアンジェリカだったが、ヒウロとワミーの関係はエスカレートしていき、とうとう精神的に限界が来てしまう。
ヒウロのそばにいることが私の幸せではない。
吹っ切ることに決めたアンジェリカは離婚を切り出すのだが、彼女に仕事を頼り切っていたヒウロは――。
「私は私。自分が望んだ道を歩みたいと思います。ですが、他の人の意見を知ることは大事です。これからの参考のために、皆さまにお尋ねしたいことがございます。こんな時、あなたならどうしますか?」
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