蛇の香は藤
平凡なOL、青葉 鈴は、ある日アパートの片隅にひっそりと佇む小さな祠で、瀕死の白蛇を見つける。
迷いながらも手当てをした翌朝――助けたはずの白蛇が、突然人の姿で目の前に現れた。
「祀られなければ、神は消える。毎日祈りを捧げてほしいーー」
有無を言わさぬその言葉に押し切られ、祈りを捧げる代わりに共に暮らすことになってしまい――
こうして、蛇神・琥珀との不思議な共同生活が始まった。
やがて鈴は、琥珀の傍にいるたびに気づく。
静かに、しかし確かに、彼女の心を包んでいく――深くあたたかな気配を。
気づけば身も心も、その深い愛の中へと溺れていき――。
二人の恋の末路は、成就か悲恋か。
心に過去の傷を抱える蛇神と、控えめで穏やかなOL。
季節が巡るごとに深まる絆を描く、人外(古風な蛇神)×人間の異種間物語。
現代和風ファンタジー。
※※※※※※※※
年齢制限あるものはタイトル前に※がついております。
10/12 「蛇の香は藤」本編終話 更新。
25.7/4 番外編「雷雨の中のひととき」更新。
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