言霊よ、叶わぬ恋を憐れめ
勉強嫌いな女子高生、紬(つむぎ)は、万葉集のある歌と出会い、恩師・町田先生と出会い、読書好きになった。縫製工場に就職した紬は、本を通じ、副社長と親しくなる。紬は副社長に淡い恋心を抱くが…。
歌と叶わぬ恋をテーマとした、切ないラブストーリー。
[2024年10月3日脱稿]
【解説】
「いねつけば かかるあがてを こよいもか とののわくごが とりてなげかん」
万葉集、東歌(あずまうた)
※現代語訳:脱穀をしてあかぎれになった私の手を、お屋敷の若様は今夜も(ご自身の手に)取って(かわいそうにと)嘆いてくれるでしょうか
本作を通して、テーマとなっている歌です。
名もなき庶民の恋の歌。作中でも触れたように解釈はいろいろとありますが、かわいらしくて本当に大好きな歌です。
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※現代語訳:脱穀をしてあかぎれになった私の手を、お屋敷の若様は今夜も(ご自身の手に)取って(かわいそうにと)嘆いてくれるでしょうか
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