紅玉宮妃(予定)の後宮奮闘記~後宮下女ですがわたしの皇子様を皇帝にします~
春華国の後宮は男子禁制だが例外が存在する。その例外である未成年の第五皇子・暁明はお忍びで街を散策していたところ、旅人の雪慧に助けられる。雪慧は後宮の下女となり暁明と交流を深めていくこととなる。やがて親密な関係となった雪慧は暁明の妃となるものの、宮廷内で蠢く陰謀、傾国の美女の到来、そして皇太子と皇帝の相次ぐ死を経て勃発する皇位継承争いに巻き込まれていくこととなる。そして、春華国を代々裏で操ってきた女狐と対峙しーー。
※改訂作業完了。完結済み。
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結局翻弄されるだけだった皇太子夫妻。天子たる器ではなかったのでしょう。
傾国と女狐は度々国の歴史を動かした存在のため、語るのも憚られるようになっていたのでしょう。なので正確に伝わっていないのかも。
もう一目惚れした時点で皇太子は破滅一直線です。
仰るとおりで、時間をかけた根回しは時として間に合わない場合もあります。
赤子や子供の死亡率が高い時代、子を生むのは今以上に重要でしたからね。
皇帝にとっては一刻も早く自分が狂わないうちに視界から外したい一心での苦肉の策でしょう。
まさかの手段で自分と夫が脅かされるとは思ってもいなかったことでしょう。冷静な判断がこのあたりからできなくなっていったようです。
その美しさに一番辟易しているのは他ならぬ当人なあたり、天の采配は残酷なものです。
戒厳令ではなく、箝口令では。
実はこれを執筆した段階ではどのように物語を着地させようか迷っていたところです。傾国を諸悪の根源にしようか否か、とか。
再投稿なのでメタ的に語ると、固有名詞を考えるのが面倒なのが一番の理由だったりします。名前は個人を区別するためのものであり、区別する必要のない王族達には要らない、という裏設定も考えてはいます。
正直自分が書きたかったのは後半の方なのでここからが本番だったりします。
史実でも暗君が君臨してても内政のシステムがしっかりしてたら体制は保ちますしね。
この「傾国」と「女狐」の設定は書いている途中でも漠然としていた記憶があります。固まったのは少し後だったかと。
昔は一夫多妻制が普通ですからね。子孫を残すのなら自然の流れかと。
序章の展開になるのはもっと後になります。後宮に身を隠さざるをえなくなる展開です。お楽しみに。
後半は添い遂げてからの「転」にあたる部分ですね。本人たちに成り上がり思想がなくても否応なしに巻き込まれるパターンです。
主人公の設定ははじめから決めていたのですが、今読み返すともう少し描写を整理したほうがいいような気がします。
ウムウム(´ω`)ウイウイ
これぞ相思相愛
(^ω^)ブラボー
今から読み返すと結構丁寧に関係を深めてますね、この二人。
ああ、そっちの方か。
まあ、この場合はちょいと特殊な事例だけれど、歴とした皇子が許可しているのだから、名前呼びだろうと何だろうと『然るべく』弁えるのも貴賓の素養というもので、正二品の妃ともあろう人物がこの有り様とは嘆かわしい。
自分は妃で向こうはつい最近まで下女だった取るに足らない奴、こらしめようと大事にはなるまい。とか考えていたんでしょうね。浅はかにも。
出る杭は打たれる、とは後宮のためにあるような言葉ですね。
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