紅玉宮妃(予定)の後宮奮闘記~後宮下女ですがわたしの皇子様を皇帝にします~
春華国の後宮は男子禁制だが例外が存在する。その例外である未成年の第五皇子・暁明はお忍びで街を散策していたところ、旅人の雪慧に助けられる。雪慧は後宮の下女となり暁明と交流を深めていくこととなる。やがて親密な関係となった雪慧は暁明の妃となるものの、宮廷内で蠢く陰謀、傾国の美女の到来、そして皇太子と皇帝の相次ぐ死を経て勃発する皇位継承争いに巻き込まれていくこととなる。そして、春華国を代々裏で操ってきた女狐と対峙しーー。
※改訂作業完了。完結済み。
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そうですか。
まず帝自身が影響を受けていますか。
やれやれ┐(-。-;)┌
其れはともかく、一発殴りましょう。
それは『けじめ』という奴です。
まあ名君が鼻の下を伸ばして暗君になるのは史実でもよくあることなので。
どうしてこんなに決められないのでしょうね? 既に何者かの術中にはまっている、とかでしょうか?
その辺りの踏ん切りが付かないのはおかしいですよね。ではその「おかしい」のがこの皇帝のデフォルトなのか、それとも……。
地下室で壁抜け……
途中に変な空間がなければ、外に飛び出るかな?
壁の中を歩く感覚も無く、一瞬で抜けている様なので、気分的には某猫型ロボットの使う通り抜○フープの様に、離れた二つの空間を繋げるタイプではないかと。
地下で使うと、下手すれば何キロも離れた地点に抜けてしまう可能性もある。とりあえず球体惑星型で移動があくまでも直線であるなら、いつか外には繋がりますね。
便利なようで制約が多いので、使いどころが難しい能力と言えるでしょう。
壁の向こう側に何が有るのか分かったものじゃないので、自分がその能力を獲得しても使わずじまいな気がします。
ああ、この場で後継問題を口に出す様な浅慮な者には、皇帝は務まらないね。
現帝も保留を言い渡すなら、言い方がある。
今はとりあえず『追って伝える』だけで良かったんだよ。
無能だなぁ……
第二皇子と第三皇子が自分の方が相手より優れている、と思い込んでいるので、どちらが次の皇太子に選出されるか気が気ではないのでしょう。次の皇太子についてももしかしたら同じように思っていたかもしれません。だから皇太子の死去にも悲しみより喜びが勝っていたりして。
上杉謙信よろしく後継者を未定のままにするのは悪手ですよね。どうして保留にしたかは後の話にでも。
なるほど、かつての女狐に心酔しきった狂信者であったか。
まだ色濃く影響を残していそうです。
皇太子妃に接触出来うる人物は、そう多くは無い。
まして、皇太子妃の心情に理解を示した振りをして、プライドを刺激せずに思考誘導出来る。
ついでに薬物を持ち込んでも、警備に不信感を抱かれない立場。
黒幕とまではいかないので、まあその手駒の一つなんでしょうが。
理詰めで考えて見ましょう。
壁抜け
便利な様で、以外と危ない能力。
壁の向こう側が安全性とは限りませんからね。
あと、地下室だと外側の壁までは抜けられない。たまたま同じ高さに別の空間があれば別ですね。
ちなみに壁抜けの能力、『壁』と認識しないと通り抜けられません。
扉でも塀でも鉄格子でも駄目。仰るように地下で壁を抜けようとすると……埋まるんですかね?
なるほど。
超常の力を有する人物がいると。
それぞれ固有の力で、コントロール出来るかどうかも不明。
そりゃ、恐いねぇ。
それより、なるほど序幕〜は、現時点(最新話)よりも更に先の話ですもんな。
皇帝が崩御した後。
しかし、そこに至っても皇太子に、長期に渡って微量の毒を投与していた人物が特定できていない。と、いう事はそれほど長い時間は経過していないにも関わらず、まだまだ壮健だった筈の皇帝が死んだって事に。
荒れますねぇ……
女狐の正体も、まだ確定出来ない。
普通に考えると本命は傾国の美貌を持つトラブルメーカーこと、宮保鶏丁
対抗は皇帝亡き後、国を割りつつある猫目宮殿下
苛烈な女皇帝は、今更名を挙げる必要も無いですね。
さりとて、見回せば他にも居そう。
個人的には黒曜宮妃なんかも怪しい。
物語前半では死に設定になってた方士に関してようやく表舞台に出せました。
かと言って能力バトルにすると完全にジャンル違いになるので、程々にしないと。
①皇太子妃が毒をもって無理心中したのが直接的な死因ですが、『最新話時点では』日常的にお薬を盛られていた点がまだ描写されていないので、矛盾点はそこから来ているのでしょう。第一話では杏仁豆腐はすっとぼけた発言をしていますが、最新話の通り思いっきり当事者になってますので全て把握してます。
②紅玉宮の妃にまでなったのにどうして第一話で後宮の下女に戻っているんでしょうね? この辺りの波乱はあと一ヶ月ぐらい後になりそうです。
ああ、うん。
やっぱり死んで貰うのが一番だわ。
まあ早めに始末した方が混乱は起こらないでしょうね。
そうならない要因もあるのですが、これも明らかになるのは終盤でしょうか。
このプライドの高さが傾国の一端。
本当にあの時始末しておけば良かったのにね。
西鎮侯は憤るかも知れないが、それが一番穏便だった。
夫の関心を盗られた妻の選択肢はそう多くない。
一念発起して自分を磨き上げて関心を取り戻すか。
諦めるか。
泥棒猫をぶち殺すか。
泥棒猫を殺せないなら、盗られない様に夫を『永遠に自分のもの』にしてしまうかだ。
やれやれ┐(-。-;)┌
プライドの高さにも理由があるわけですが、ネタバレは終盤になりそうです。
お、おおう。
鬼女襲来?
いやはや、恋する女性の執念とは恐ろしいものです。
皇太子の言葉が天の声に等しいと言うのなら、帝の言葉は更に重い。
近寄るなと、明言されとろうが。
気の毒ではあるが、やはり傾国そのものなので、消えて貰うのが一番だね。
もう完全に理性が吹っ飛んでいますね。国の重要人物が籠絡されるととんでもないことになる最たる例ですわ。
アレだなぁ
発情期
氷水をバケツでぶっかけてやる訳にいかないのが問題。
応接室に大きな姿見でも置いとけば良かったね。
危険視した第二皇子や最大限利用しようと目論んだ第三皇子と比べてなんという体たらくなんでしょうね。
次回、皇太子襲来?
反対に考えれば、顔に傷がつこうがなんだろうが麻婆豆腐は気にしないんだから、自分で傷でもつけちゃえば良いのに。
それが出来ないのはやはり『女』だからかねぇ……
まあ、勝手に魅了された未熟者共が悪いんですが。
その辺りの全容が明かされるのは終盤になる予定です。きっと理由があるのでしょう。
あからさまでない毒ほど危険なものは無い。
そして、既にその毒に侵された者達がいる訳でねぇ……
問題なのは毒から遠ざけても中々抜けない、麻薬のような禁断症状が出る点でしょうか。
あ〜
一番厄介で面倒なタイプか。
悪女タイプなら、面倒なかったんですけどねぇ……
プロット段階では非の打ち所のない人格者と見せかけた吐き気を催す邪悪ってキャラでしたけど、今は違います。さてどう転ぶやら。
ここで苛烈に裁けなかったのが、後々響くねぇ……
まあ、惑わされる事の無い人物の元に放り込んでしまうのはとりあえず有効。
皇子との婚姻でもあり、伝統は守られるし、最初から政とは距離をおいている紅玉なら、変な争いも起こさないだろうという、ある種の信頼でもある。
皇子達が真っ二つどころか空中分解したのが痛かったですね。
実際、トラブルしか招かないからね。
ただ皇太后様崩御に関して責任を問わなかった以上、死罪に処するには理由が無さすぎる。
尼寺?
奪還しに行く奴が出るし、一度とち狂った男どもは始末に負えない。
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となれば、些かならず強引だが『まさに傾国の美貌故、不吉の象徴』として帝が命を召し上げる(死罪の)命令を降すしか無いんですがねぇ。
これでも親の反発は必至。北、東、南の三侯王まで堕ちる前に根回ししないといけませんし……
この後の事は物語冒頭で少し語られている。
やれやれ、とりあえず一言。
ファイトー
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ああ、かつての女狐と『同じ顔』だったのね。
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初登城の御披露目で国母が亡くなったので、彼女の登城は縁起が悪い→登城を禁じるというなら、城に入り込まれる事は無くなる。
ま、それが出来なかったから、物語冒頭の様になったんでしょうねぇ……
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