いつも病弱な幼馴染を優先するあなたとは結婚できません
侯爵令嬢リディアの婚約者、公爵令息カイルは病弱な幼馴染を何よりも優先する。
約束が破られる度に「彼女は身体が弱いから」という一言で済まされ、常にリディアは後回しにされてきた。
それでもリディアは、いつかは自分を選んでくれる日が来ると信じ、理解ある婚約者であり続けた。
しかし、その願いが叶うことはなかった。
彼にとって、自分はいつも「後でも大丈夫な強い人」。
ついにリディアは、この婚約を終わらせることを決心する。
今さら手を伸ばしても、それが届くことはもうない。
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