風に還る時には傍に―白き狼の戦士は盲目の主君に身を捧げる―
王宮に仕えることになった野党の戦士・白狼(ダーラン)。
彼に与えられた役目は、盲目の王族・フュンの護衛と身辺の世話だった。
王族でありながら権力争いから遠ざけられ、ひとり静かに生きるフュンは、異民族の戦士である白狼にも偏見なく接する。王宮から隔離された箱庭のような屋敷で戦と縁のない穏やかな時を過ごすことに、白狼が安寧を見出した矢先─。
ある夜、フュンの屋敷に刺客が現れる。
王宮に渦巻く陰謀の中、命を狙われたフュンを連れ白狼は王都を脱出する。
追手から逃れながら続く旅の中で、孤独を抱えた二人の運命は少しずつ交わっていく。
全てを奪われた盲目の王族と、全てを捧げる白き狼の戦士。
─────────────────
※残酷描写・R18描写を含む話には「※」を記載しています。
彼に与えられた役目は、盲目の王族・フュンの護衛と身辺の世話だった。
王族でありながら権力争いから遠ざけられ、ひとり静かに生きるフュンは、異民族の戦士である白狼にも偏見なく接する。王宮から隔離された箱庭のような屋敷で戦と縁のない穏やかな時を過ごすことに、白狼が安寧を見出した矢先─。
ある夜、フュンの屋敷に刺客が現れる。
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