大罪人、勇者エリオを“忘れるために”護送する
魔王を討ち果たした勇者エリオは、王国主催の祝祭のさなか、王女と多くの要人を殺した──。
王国の英雄は一夜のうちに大罪人となり、大陸の果てにある“忘却の尖塔”に流刑されることになった。
監視兼護送任務にあたることになったのは、少し魔法の心得があるだけの部隊長一人であった。
勇者を護送するには心もとない体制だが、やむを得ない事情があった。
勇者にはとある呪いがかけられていた。
それは、周囲の人物の記憶を改ざんし、“いるはずのない人物”を生み出すというもの。
特務先遣部隊の部隊長ハルはその呪いに対抗しながら勇者を流刑地に護送する。
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