初夜に「お前を愛するつもりはない」と言われて冷遇されるはずが、狂愛されています。タスケテ
小さな子供を庇って交通事故で死んだはずが、気づいたら前世愛読していたBL小説の世界に転生し、その小説の主人公の帝国の第2王子フェリックスになっていた。
しかし、該当の小説でフェリックスは下級貴族の子ということで家族から冷遇された上に政略結婚した隣国の国王エリアスから初夜に「お前を愛するつもりはない」と言われて冷遇されるといういわゆるドアマット系ヒーローだった。
どうせなら、特に波風のないラブコメBLの世界に生まれ変わりたかったが仕方ない。
しかし、フェリックスのように酷い冷遇に耐えきれるメンタルは温室育ちの日本人にはないし、結末を読む前に死んだのでフェリックスを救うであろう運命の相手も良く分からない。
ならば、とりあえず初夜に拒絶されてエリアスが部屋を出た後、こっそり城から逃げ出して前世の農業系スキルを活かしてスローライフ系主人公にジョブチェンジしようと心に誓う。
運命の結婚式、原作では終始無表情であるはずのエリアスの様子が、ずっと苦し気に呼吸が荒い上に目が完全にイッてしまっている。
「結婚が嫌すぎて色々キメてきたのかな……」
あまり深く考えずに、いよいよ「お前を愛するつもりはない」と宣言される初夜に突入。しかし、逃げる準備と最低限の荷物を準備してエリアスを待っていたが、部屋を訪れたエリアスは一糸まとわずその美しく均整のとれた裸体を晒していた。小説に描写はないが露出狂だったらしい。
「ああ、我が愛しい半身。やっとひとつになれる」
「えっ!?」
露出狂かと思ったエリアスに激しく求められてしまったフェリックスはなし崩し的に初夜を終えてしまい、その後も「フェリックスをこの世界一番幸せにしたい」と蕩けた表情で宣言されて逃げるタイミングを逃してしまい……。
しかし、該当の小説でフェリックスは下級貴族の子ということで家族から冷遇された上に政略結婚した隣国の国王エリアスから初夜に「お前を愛するつもりはない」と言われて冷遇されるといういわゆるドアマット系ヒーローだった。
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ならば、とりあえず初夜に拒絶されてエリアスが部屋を出た後、こっそり城から逃げ出して前世の農業系スキルを活かしてスローライフ系主人公にジョブチェンジしようと心に誓う。
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