聖女として召喚されたけど、あなたを愛するとは決まってません!
「聖女様の召喚に成功したぞー!!」
大学生のハナは、突然異世界へ召喚された。
そこで告げられたのは、自分がこの世界を救う聖女であること。
そして――聖女は王族と結ばれることで、この国に繁栄をもたらすという伝説。
さらに今回召喚された聖女は、王太子アルベルトと結婚することが決められているらしい。
「僕と結婚してください」
「……え?」
突然のプロポーズに、ハナは困惑する。
しかも相手は十七歳。
自分より年下の王子様だった。
「ごめんなさい。私、年下に興味ないんですよね」
幼い頃から聖女との出会いを夢見ていたアルベルトは、まさかの一言に撃沈。
けれど、ハナは元の世界へ帰ることもできない。
聖女として異世界で生きていくことになったハナと、ずっと聖女を待ち続けていたアルベルト。
「聖女だから愛する」のか。
「王子だから愛される」のか。
そんなもの、最初から決まっているわけじゃない。
これは、決められた運命ではなく、自分たちの意思で恋を選ぶ二人の物語。
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