悪女になりきれない貴女におやすみを
セレスメリアはカシュエラ国の王であるジェラルドの一人娘だ。過去には賢王と知られる王は、七年前から民を苦しめている狂王に変わった。しかし、ジェラルドの悪政は王弟の反乱で終止符を打たれた。厄介者になったセレスメリアの死を望む声が沢山あった。無力さと無知ゆえ犯した罪を自覚し、セレスメリアはそれに従った。
処刑日が訪れるまで、彼女は城の『塔』に幽閉されることになった。そこで、セレスメリアはとある男との思いがけない再会を果たした。その男の正体は七年前、彼女のせいで全てを失くしたセレスメリアの幼馴染みである。
罪を背負い、国のために悪女として人生の幕を閉じようとした女と、そんな彼女に裏切られ、復讐のために地獄を生き延びた男。これはそんな二人の、赦しと決断の物語。
※他のサイトにも投稿しています。
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