R18『屋根裏部屋のアリア先生へ、溢れるほどの花束を』
「誰があなたをこんなにした……俺の、大切な人を」
モルガンはアリアの痩せ細った体を抱き、ぱさぱさでどうにもならずにひとつに編まれて垂らされている髪の房を撫でる。
無理に口づけをしたら破れてしまいそうな唇、触れたらひび割れてしまいそうな青白い肌。夜の庭のガス灯の下で見た、まるで幽霊のように精気の無い女性の姿がまさか少年の日に憧れていた彼女だったなど――。
種を蒔き、花が咲くまでのゆっくりとした時間を辿るような、男爵家四男×子爵令嬢の恋の足跡。幼馴染みの憧れは恋となり、そして愛情を交わし合う仲へ……優しい二人の、優しいお話です。
(R18シーンには※マーク)
(ムーンライトノベルズにも投稿)
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