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人妻Kの場合 第2話

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「…ハァ…ハァ…中に出すよ」

「アッ!…うん!……きて!……アナタの出して!……イクゥ……!!」

膣の中に温かい感触が伝わる。

気持ちいい!もっと…もっと欲しい!

「ねぇ……もう一回……」

「ハァ…ハァ…えっ?まだするの?もう、3回はしたよ。また今度にしよう?お水持ってくるよ」

そう言って夫はベッドから立ち上がる

「そう…ね、わかった。ごめんなさい、私夢中になっちゃって……」

「謝ることないよ、求められるのは嬉しいしさ。それよりなんかあった?最近は結構な頻度になってきたけど……ストレス溜まるようなことでもあった?」

「ううん、大丈夫。アナタといれて嬉しいだけ……ちょっとはしたなかった」

「そっか。何かあったらちゃんと言ってくれ。俺にくらいは頼ってくれ……愛してるよ」

チュっと額にキスして夫は一階に降りていった。

何て優しい夫だろう。私は幸せ者だ。

それなのに…………

(…っ!子宮が疼いて……)

あのアプリで願いを叶えてからというもの。ポルチオでイキやすくなったのは嬉しいし、気持ちいいから文句はないんだけど……

(やってもやっても求めちゃう……性欲が抑えられない)

夫が出勤した後、週に1度程度だった自慰行為も毎日のようにするようになってしまった。
オモチャで毎日自分の膣奥を突いては、果てる日々。
それも気を失うくらいまでヤっちゃうし、
夫が今日のように午後からの出勤の時は朝から求めてしまう。どうしたものか……

「あのアプリで……」

性欲を抑えることも出来るのだろうか?
でもこんなに気持ちいいのを手放すのはもったいない。
かといってこのままでは、夫に迷惑をかけてしまう……

「!!…そうか夫以外の人間に頼めばいいんだ」

でもそれって浮気………
ううん、これも夫との平和な日常のため!
私の性欲は私で処理しなくちゃ!

「でも、あんまり害がある人とヤっちゃうと後々面倒だし……」

私は決意し、あのアプリを開いた。


『2回目→○月✕日、絶倫の好青年に誘われホテルで一晩中SEXする。』


2日後、この日は夫が出張で明日の夕方まで帰ってこないので、私は外に買い物に出かけた。でも、目的は買い物ではなくて……

(いったい、どんな人から声をかけられるんだろう?)

私は自分の願望が叶うと思うと、それだけで少し興奮して、いてもたってもいられず外に出たというのが本音だ。

(ま、叶うわけないけど……一応…ね?)

そもそもの話。この間のだって、たまたまだろうし?

(とりあえず買い物するか)

と、気を取り直して、食材をカゴに入れレジを済ませて店を出た時だった。

「あの……すいません」

「はい?」

振り返るとそこには、1人の青年が立っていた。

「自分、最近引っ越して来たばかりで……○○という店に行きたいのですが……ご存知ですか?」

最初は新手のナンパかと思ったけど、口調も丁寧だし、声のイントネーションから違う地方の人なのはわかった。何より

「すいません、急に声をかけたりして……でも、本当に右も左もわからずでして……」

本当に困っているのがわかったので私は

「そのお店なら知っていますけど……少しいりくんでますし、良かったら案内しますよ?」

「本当ですか!?助かります!でも、お時間とか大丈夫ですか?」

「大丈夫ですよ。特に今日は用事ないですし、買い物もこの通り終わったので」

と、食材が入ったバッグを見せると

「じゃあ案内のお礼にそこまで俺が荷物持ちますよ」

と言って、バッグを持ってくれた。

(へぇー、若いのにしっかりしてるなー)

私はその対応に普通に感動していた。
歳も自分よりは若いと思うのに……

「ありがと。じゃあついてきて」

案内しながら青年と色々と話をした。
歳は私よりやっぱり下で25歳。
仕事の関係で3日前に引っ越してきたばかりということだ。
田舎から出てきたから、ここら辺の人混みに圧倒されっぱなしらしい。

「何で私に声をかけたの?」

「うーん、何ででしょう。雰囲気?ですかね。優しい感じがしたので」

「何それ。褒めても何も出ないよ?」

「でも、実際に○○さんに声をかけて良かったです。こうして、案内までしてくれてますし」

と、笑顔を向けてくる。
うーん、いい青年だ。この世も捨てたものじゃない!

と年寄りみたいな思考をし始めた時だった。

ポタポタ!!

通り雨が降り始めた。

「えー、雨が……降るなんて予報で言ってなかったのに」

「ヤバいですね。降ってきそうだ。急ぎましょう!」

ザァーーーー!

その後1分もしないうちに、バケツをひっくり返したような雨になった。

「もう!!最悪!!」

私はびしょ濡れになりながら走る。
でも、雨宿りの軒下に2人で着いた時には、2人とも服が透けるほどびしょ濡れだった。

今はまだ初秋とはいえ、寒いは寒い。
しかし、ちょうど店が少ない通りで入れそうな建物は………

「……○○さん!このままじゃ風邪ひいちゃうからあそこに入りましょう!」

そういって彼が指さした建物は、

ラブホだった。


シャワーを順番ずつ入ることになり、私から入ったのだが

「まさかね……?」

私はすっかり忘れていたアプリに書いた願望を思い出していた。

(彼とヤるのかな……?いやいや、そんなわけ……)

シャワーが終わり部屋に戻ると、

「○○さん、大丈夫ですか?一応服はエアコンの送風当ててますけど」

彼は私のことを気遣い服を乾かしてくれていた。

「ありがとう、大丈夫。君も早くシャワー浴びてきたほうがいいよ」

「そうですね……じゃあお言葉に甘えて」

彼の服も当然びしょ濡れなのだが、透けて見える肌が何だかエロい。あと、

「○○くん、何かスポーツやってるの?すごく身体鍛えてるね」

シャワーを浴び終えた彼に聞いてみた。つけすぎてる訳じゃないけど、普通の人よりかは明らかに筋肉の量が違う。胸板とかヤバいし……

「えーっと……仕事の関係で鍛えなくちゃいけなくて」

「仕事で?どんな仕事なの?」

「……あんまり、言いたくないんですけど……」

急に彼が言いよどむ。そんなに言いたくないのだろうか?

「いや、いいよ。ゴメン!何か突っ込み過ぎたかも」

「いえ、大丈夫ですよ。○○さんには迷惑かけていますし…ただ笑わないでくださいね?」

と言って、一呼吸置いた彼は

「俺……男優やってまして………そのAVとかに出てる……」

「…えっ…………………」

沈黙が部屋を包む。

彼も気まずそうだ。
それはそうだ。今日知り合ったばかりの女性をホテルに連れ込んでいて(仕方なかったとはいえ)そのうえ、自分は男優というこの状況……

お互いに部屋にあったバスローブ姿なんだけど、良く見ると

(あっ……勃ってる……)

彼も、やはり、意識はしているようだ。

でも、やっぱり男優なだけあって……

(大きい……)

それを意識した瞬間、

ドクン!

と鼓動が鳴る。

あのチ○ポが欲しい…
あのチ○ポでかき回して欲しい!
イカせて欲しい!

「ねぇ……大きくなってるよ?」

「えっと……はい、すいません。意識しちゃって……」

(へぇ、この状況でも紳士的なんだなー。襲ったりしないんだ?)

私の口からは自然と言葉が出ていた。

「○○くん、お店案内する代わりに、私のこと……」

と言いながら私は、実は期待して着ていたエロい下着姿になりながら


「一晩中、めちゃくちゃにしてくれる?」







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