フォナブレイク
王女の護衛騎士を代々、任されてきたナイト家に産まれたサイファーは稀に産まれるとされるフォナを扱えない、落ちこぼれだと思っていた。フォナは一般市民でさえ扱える力だ。小さな子どもでさえ使えるはずなのだ。だが、ナイト家にとってサイファーは宝であった。代々受け継ぐ聖剣グライアリオスがパートナーとして認める存在はフォナを扱えないのが条件であったのだ。しかし、サイファーは扱えないことを隠していた。そして、運命の日。フォナの儀でサイファーはグライアリオスに認められると同時に時の歪みに飲み込まれてしまう。時の歪みの先にあったのは――。
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