殿下、番だからって無理して愛さなくていいです
孤児院で暮らす17歳のサリアには、名前以外の記憶が一切なかった。
手掛かりになるのはたった一つ――剣を持った美しい青年が、サリアを殺しに来るという悪夢のみ。
ただの夢だと自分に言い聞かせていたが、ある日、カインという竜人の王子と出会う。
彼はなんと、夢でサリアを追い詰めた人物にそっくりだった!
「会いたかった……! きみは俺の番だ」
いやいや、いきなり番って言われても。
私にとってあなたはただの怖い人なんですが!?
夢が気になるサリアは、王子がどんなに甘い言葉を吐いても「番だからよね」と信用できず。
この愛は本物なの?
カイン王子はいずれ私を殺すのでは?
危ない男(王子)から逃げたいサリアだったが、カインの溺愛は止まる様子がなく……。
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