リスタート・オーバー ~人生詰んだおっさん、愛を知る~

「人生詰んだおっさん、拾われた先で年下に愛される話」

仕事を失い、妻にも捨てられ、酒に溺れる日々を送る倉持修一(42)。
「俺の人生、もう終わったな」――そう思いながら泥酔し、公園のベンチで寝落ちした夜、声をかけてきたのはかつての後輩・高坂蓮(29)だった。

「久しぶりですね、倉持さん」

涼しげな顔でそう告げた蓮は、今ではカフェ『Lotus』のオーナーとなり、修一を半ば強引にバイトへと誘う。仕方なく働き始める修一だったが、店の女性客から「ダンディで素敵」と予想外の人気を得る。

だが、問題は別のところにあった。

蓮が、妙に距離が近い。

じっと見つめる、手を握る、さらには嫉妬までしてくる。
「倉持さんは、俺以外の人にそんなに優しくしないでください」

……待て、こいつ、本気で俺に惚れてるのか?

冗談だと思いたい修一だったが、蓮の想いは一切揺らがない。

「俺は、ずっと前から倉持さんが好きでした」

過去の傷と、自分への自信のなさから逃げ続ける修一。
けれど、蓮はどこまでも追いかけてくる。

「もう逃げないでください」

その手を取ったとき、修一はようやく気づく。
この先も、蓮のそばにいる未来が――悪くないと思えるようになっていたことに。

執着系年下×人生詰んだおっさんの、不器用で甘いラブストーリー。
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