消毒をして、ガーゼをあてて

【堅物正義漢×不遇儚げ少女、じれじれ両片思い】
大正時代。
医学生の侃爾(かんじ)は、昔弟に大怪我を負わせた女、シイと再会する。彼女にひどく当たり、暴力を振るった侃爾はある日、シイが身を投げしようとする場に遭遇する。

瞬時に彼女を助けてしまった侃爾は、身投げを延期すること、その間、血や傷の苦手な自分の創傷処置の練習相手になることを命じる。

神経衰弱が原因で周囲の者に暴力を振るわれるシイの体は傷だらけで痛々しい。侃爾は怖気づきながらも必死に彼女の手当てをし、その行為を通してシイの不遇な境遇や悲しみや孤独に触れていく。

同情とともに生まれ始めた恋慕に、侃爾は不器用ながらもシイを気遣い始める。しかし、彼女のことも想っているのは弟も同じで……。

【登場人物】
・藤村侃爾(20):医学生。堅物正義漢。血や傷が苦手。弟に大怪我をさせたシイに復讐したい。
・シイ(18):神経衰弱と噂されひどい虐めにあっている不遇のヒロイン。心優しい。自殺願望あり。侃爾とは同郷。




ー・ー・-・ー
差別的な表現が出てきますが物語上の演出として書いています。
24h.ポイント 7pt
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