婚約破棄された日の翌朝、起きてみると枕が驚きのものに変わっていて……!? ~人生、平穏第一です~
婚約破棄された日の翌朝、起きてみると枕が驚きのものに変わっていて……!?
人生、平穏第一です!!
人生、平穏第一です!!
あなたにおすすめの小説
婚約者に妹を紹介したら、美人な妹の方と婚約したかったと言われたので、譲ってあげることにいたしました
「こちら、妹のマリアンヌですわ」
妹を紹介した途端、私のご婚約者であるジェイコブ様の顔つきが変わったのを感じました。
「マリアンヌですわ。どうぞよろしくお願いいたします、お義兄様」
「ど、どうも……」
ジェイコブ様が瞳を大きくし、マリアンヌに見惚れています。ジェイコブ様が私をチラッと見て、おっしゃいました。
「リリーにこんな美しい妹がいたなんて、知らなかったよ。婚約するなら妹君の方としたかったなぁ、なんて……」
「分かりましたわ」
こうして私のご婚約者は、妹のご婚約者となったのでした。
番ではないと言われた王妃の行く末
獣人の国エスラエルの王妃スノーは、人間でありながら“番”として選ばれ、オオカミ族の王ローレンスと結婚した。しかし三年間、彼に番と認められることも愛されることもなく、白い結婚のまま冷遇され続ける。
それでも王妃として国に尽くしてきたスノーだったが、ある日、ローレンスが別の令嬢レイアーを懐妊させ、側妃として迎えると知る。ついに心が折れたスノーは離縁を決意し、国を去ろうとする。
しかしその道中、レイアー嬢の実家の襲撃に遭い、スノーは命を落とす寸前、自身の命と引き換えに広域回復魔法で多くの命を救う。
これでスノーの、人生は終わりのはずだった。
だが次に目を覚ますと、スノーは三年前の結婚式当日に戻っていた。何度死んでも、何度拒絶しても、結婚式の誓いの瞬間へと戻される。
番から逃れようと、スノーは何度も死を選ぶが――。
旦那様は、聖女様を選ばれました。彼女の手柄は全て、私から奪ったものですが。
「ミレイユは本当に素晴らしい女性だ」
旦那様がそう褒める聖女様。
けれど私は知っている。
彼女が周囲から称賛されているもののほとんどは、私が何年もかけて築き上げてきたものだということを。
領民からの信頼も。
孤児院も。
商人たちとの繋がりも。
気付けば、すべて聖女様の功績になっていた。
それでも私は何も言わなかった。
旦那様や領民たちが幸せなら、それでいいと思っていたから。
けれどある日、旦那様は私に言った。
「君も、少しはミレイユを見習ったらどうだ?」
その瞬間、私は決めた。
「では、私はもう必要ありませんね」
公爵夫人としてのすべてを手放し、私は屋敷を出る。
――そして、私がいなくなった公爵家は少しずつ変わり始めた。
当然だ。だって、聖女サマは何も出来ないのだから。
「……どうして、こんなことに?」
ようやく旦那様が私の存在の大きさに気付いたときには、もう遅い。
「戻ってきてくれ……!!君が必要なんだ…!! リディア…!!」
「申し訳ありません、旦那様」
私は微笑んで首を横に振る。
だって私はもう、あなたに愛されることを望んでいないのだから。
【完結】やってしまいましたわね、あの方たち
グランディエネ・フラントールはかつてないほど怒っていた。理由は目の前で繰り広げられている、この国の第3王女による従兄への婚約破棄。
蒼氷の魔女と噂されるグランディエネの足元からピキピキと音を立てて豪奢な王宮の夜会会場が凍りついていく。
王家の夜会で繰り広げられた、婚約破棄の傍観者のカップルの会話です。主人公が婚約破棄に関わることはありません。
婚約破棄の帰り道
婚約破棄を宣言されたその日、彼女はただ静かに頷いた。
拍手の中を背筋を伸ばして歩き、令嬢としての役目をひとつ終える。
やがて醜聞にまみれ、「傷物」「行き遅れ」と囁かれながらも、
薔薇と風だけを相手に庭でお茶を飲む日々。
気品だけを残して、心はゆっくりと枯れていく。
――そんな彼女の前に現れたのは、
かつて身分違いで諦めた幼馴染、隣国の若き王だった。
「迎えに来た」
静かな破滅の先に訪れる、軍を率いた一途な求婚。
これは、声を荒げずにすべてを覆す、上品な逆転劇。