僕の初恋は怖くて変
『宝物を見せてあげる』
少女が差し出したシールだらけのお菓子の箱。その中には女性の小指が入っていた。赤黒く塗られた爪。土の匂い。
白昼夢のようなおぼろげな記憶を呼び覚ましたのは、物置で見つけた全く同じお菓子の箱だった。
1☓年の時を経て、失われた思い出を手繰る夏の旅が始まる。
少女が差し出したシールだらけのお菓子の箱。その中には女性の小指が入っていた。赤黒く塗られた爪。土の匂い。
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