あなたにおすすめの小説

クランの連帯保証人を解任された瞬間、五年分の呪いが元仲間に一括請求されました  表紙

クランの連帯保証人を解任された瞬間、五年分の呪いが元仲間に一括請求されました

「お前の保証はもう要らない」 五年間、Sランククラン《鉄環》の連帯保証人として、仲間の呪いをすべて引き受けてきた。だが新しい引受係が見つかったその日、俺は何の説明もなく解任された。 構わない。契約が切れるなら、それも契約だ。 ただし——保証が外れた瞬間、期限の利益は喪失する。俺が五年かけて肩代わりしてきた七百四十二件の呪いは、利息をつけて元の持ち主へ一括で戻る。 俺はギルドの隅に小さな窓口を開いた。誰も引き受けない借金と呪いを、担保を取って買い上げる仕事だ。 落ちぶれた前衛も、商会の清算人も、孤児院の生き残りも、担保として俺の帳簿に載った。 言っておくが、慈善ではない。取引だ。だから誰ひとり、俺に感謝などしていない。 ——一方その頃、保証を失った《鉄環》は、三日で崩壊しようとしていた。
ファンタジー 連載中 長編
文字数 70,594
勇者に手柄を奪われたので、魔王討伐の報告会で質問を三つだけしました 表紙

勇者に手柄を奪われたので、魔王討伐の報告会で質問を三つだけしました

「お前の名前を出すと、英雄譚が分かりにくくなるんだ」 魔王討伐の作戦士アルレンは、勇者に自分と仲間の功績を奪われた。 口止め料を拒み、向かったのは王の前で開かれる報告会。 「第一結界を、なぜ夜明けまで破らなかったのですか」 三つの質問と、討伐前から残る記録。 華々しい武勇伝の裏で、誰が何をしたのか。 英雄の嘘を暴き、仕事と名前を取り戻す逆転ファンタジー。
ファンタジー 完結 短編
文字数 11,852
『平民の娘など認めない』と婚約破棄されたので、母を連れて夜会に行ったら、国王陛下が走ってきました 表紙

『平民の娘など認めない』と婚約破棄されたので、母を連れて夜会に行ったら、国王陛下が走ってきました

「平民の娘など、認めない」 婚約者にそう言われて、婚約を破棄された洗濯屋の娘ミーナ。 手元に残ったのは、自分宛てに届いた王宮の夜会の招待状と、「同伴者を一人」の文字だけでした。 「夜会って、どんなところかしらね。一度、見てみたかったのよ」 母の一言で、荷馬車に乗って王宮へ。 壁際で母の手を笑われた、そのとき――。 扉が開き、疲れた顔の国王陛下が、ふと鼻を動かしました。 「……お日様の、匂い」 広間のど真ん中を、陛下が走ってきます。
恋愛 連載中 短編
文字数 7,110
 ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる 表紙

ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる

「お前を追放する!」 ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。 しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。
ファンタジー 完結 長編 R15
文字数 106,943
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに 表紙

戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに

「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」 「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」 許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。 許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。 上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。 言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。 絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、 「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」 何故か求婚されることに。 困りながらも巻き込まれる騒動を通じて ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。 こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ファンタジー 完結 長編
文字数 356,541
愛しい義兄が罠に嵌められ追放されたので、聖女は祈りを止めてついていくことにしました。 表紙

愛しい義兄が罠に嵌められ追放されたので、聖女は祈りを止めてついていくことにしました。

「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。  グレイスは元々孤児だった。孤児院前に捨てられたことで、何とか命を繋ぎ止めることができたが、孤児院の責任者は、領主の補助金を着服していた。人数によって助成金が支払われるため、餓死はさせないが、ギリギリの食糧で、最低限の生活をしていた。だがそこに、正義感に溢れる領主の若様が視察にやってきた。孤児達は救われた。その時からグレイスは若様に恋焦がれていた。だが、幸か不幸か、グレイスには並外れた魔力があった。しかも魔窟を封印する事のできる聖なる魔力だった。グレイスは領主シーモア公爵家に養女に迎えられた。義妹として若様と一緒に暮らせるようになったが、絶対に結ばれることのない義兄妹の関係になってしまった。グレイスは密かに恋する義兄のために厳しい訓練に耐え、封印を護る聖女となった。義兄にためになると言われ、王太子との婚約も泣く泣く受けた。だが、その結果は、公明正大ゆえに疎まれた義兄の追放だった。ブチ切れた聖女グレイスは封印を放り出して義兄についていくことにした。
恋愛 完結 短編
文字数 15,019
家に帰ったら、妻は冷たくなっていた。突然シングルファザーになった勇者パーティーの治癒師は家族を修復したい 表紙

家に帰ったら、妻は冷たくなっていた。突然シングルファザーになった勇者パーティーの治癒師は家族を修復したい

勇者パーティーに所属し、魔王討伐した治癒師(ヒーラー)のゼノスは街の人々の歓声に包まれながら、3年ぶりに家に帰った。 家族が出迎えてくれると思ったが、誰も出迎えてくれない。 ゼノスは不満に思いながら家に入ると、妻の身体は冷たくなっていた。 15歳の長男ルミナスはゼノスの代わりに一家の柱として妹を守り抜き、父に深い拒絶のこもった瞳を向けていた。 そして、8歳の長女ミリアは父の顔も忘れていた。 ゼノスは決意する。英雄の肩書きを捨て、一人の不器用な父親としてバラバラになった家族の心を繋ぎ合わせることを。 これは世界最強の治癒師が家族を修復する物語である。
ファンタジー 連載中 長編
文字数 159,147