夜伽を紡ぐ月下の詩人

 今や昔、夜を越すために物語などを紡ぐものがおったそうな。
 その類は様々で、世を嘆く詩、切なく思う詩と、万人の夜を越える付添人たる者、多様な類の物語を持ち合わせていたという。
 今宵、眠れぬあなたの元に、夜伽をもって、吟人が参ります。
 心征くまで今宵の月でも嗜みつつ、夜を越えてくださいませ。
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