神戸、八社のあいだで
神戸ポートタワー で出会った、会社を辞めた男と経理事務員の女。
言葉を交わしても関係は定まらないまま、二人は街に点在する八つの神社を、順番通りにただ歩いていく。
同じ場所にいながら、少しずつズレていく距離。やがて順番が崩れたとき、はじめて互いの不在を意識する。
決めないまま続いていた関係は、離れない理由を持ちうるのか。
神戸の街を静かに辿りながら描く、未確定なまま進む二人の物語。
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