婚約破棄されたら隣国の王太子に溺愛された

「ルティアーナ・サファール、お前との婚約はこの場を持って破棄させて貰う。」

楽しいはずの卒業パーティーで婚約者である王太子から私に投げかけられた言葉。

これ以上何を言っても意味が無いだろうと思い、甘んじて婚約破棄の話を受け入れた。

事態はこれで収まるかと思いきや、王太子からさらなる爆弾発言が。

「私はここにいるレイラと婚約する!次期王妃への数々の無礼、許されたものではないぞ!国外追放だ!」

「そこまでですよ。大丈夫ですか?ルティアーナ嬢」

困惑する私に伸ばされた手。
それは、我国に留学生として来ていた隣国の王太子でした。
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