遥かなる旅人 前編
〈ぼくの欲しい色はなんだろう?いま遙かなる旅は始まった〉
高校を休学したトオルはパリへ来て、テルトル広場で似顔絵を描いて生計を立てていた。ジルという女の子にヒントを貰い、トオルの似顔絵が爆発的にテルトル広場で売れる。
トオルはすぐにジルと同棲をしたが、そのうちに自分が何を求めているのか分からなくなり、メモ用紙1枚を残してニースに旅立った。
ニースで避暑に来ていた画商のロッシュ夫妻と知り合う。ロッシュ氏公認で夫人のシモーヌと関係が出来、トオルはロッシュ氏に別荘に住むことになる。
そこに大学を終えたジルがやって来た。パリで同棲していたジルはロッシュ夫妻の娘だったのだ。
トオルは別荘を出て、駅で見たポスターにつられてロシアの旅立つ。トオルがかねてより見たいものにエルミタージュ美術館と、ルーブル美術館と、バチカン帝国でのミケランジェロがあった。日本を出てすぐにバチカン帝国のミケランジェロは見た。ルーブル美術館も見た。そこでロシアに向かったのだ。
国際特急でロシア入りしたが、査証を取っていなくて警察に通報されるところを、レオという男に助けられる。
レオに仕事を紹介される。画の贋作制作。
トオルはクスリと女を宛がわれ、贋作制作を続けるが、女と脱出を試みる。
ロシアの国境からフィンランドへ向けて、山を踏破で不法入国しようとしたが、力尽きて山中で気を失った。
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国際特急でロシア入りしたが、査証を取っていなくて警察に通報されるところを、レオという男に助けられる。
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