(完結)裏切られた元聖女は、天才王子と魔獣共存計画を始めます
膨大な魔力に恵まれた公爵令嬢エリーゼは、七歳で聖女に選ばれ王太子フランシスの婚約者になった。それ以来、聖女としての仕事と王太子妃教育を頑張ってきた。
しかし成長するにつれて魔力は少しずつ失われ、十八歳になる頃には、魔力がなくなってしまう。
フランシスから婚約破棄されるのだが、第二妃となり、王宮で文官のように働くよう国王から求められる。それでもエリーゼはフランシスと一緒にいられると喜ぶのだが、偶然、フランシスたちが自分に禁忌の古代魔法である魔力移植の術を施し、フランシスへ魔力を移していた事実を知る。それはエリーゼの愛と信頼を利用し、エリーゼの命まで奪うような危険なものだった。
――自分はずっと、愛されていたのではなく利用されていただけだった。
すべてを知ったエリーゼは祖国を飛び出し、魔の森から隣国トリスタン王国へ向かう。ちなみに両親や弟はエリーゼを蔑むばかりだった。
魔の森で少しづつ魔力が戻ってくるのを不思議に思いつつ、一頭の魔獣と心を通わせる。魔導具の研究に没頭する天才王子グレンヴィルとも出会い、彼の研究所で暮らし始めたエリーゼはグレンヴィルとともに実験を重ね、魔導具を開発したり、魔獣との共存という新たな可能性を切り拓いていく。
誰かに命じられて力を使うのではなく、自分で考え、自分の意志で誰かの役に立つ日々の中で、失っていた自信も少しずつ取り戻していく。そんなエリーゼ自身を認め、いつも隣で支えてくれるグレンヴィルとの関係にも、いつしか変化が訪れて――。
これは、愛する人たちに裏切られ、すべてを失った元聖女が、新天地で自分の力と居場所を見つけ、自分自身の人生と幸せを取り戻していく物語。
※ざまぁというか因果応報ちゃんとあります。(最初のほうと終わりのほうかな)ですが、後味の良い感じの終わり方になっています。
しかし成長するにつれて魔力は少しずつ失われ、十八歳になる頃には、魔力がなくなってしまう。
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――自分はずっと、愛されていたのではなく利用されていただけだった。
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これは、愛する人たちに裏切られ、すべてを失った元聖女が、新天地で自分の力と居場所を見つけ、自分自身の人生と幸せを取り戻していく物語。
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