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また始めよう

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さーてと、とりあえず教室に行くか。
昨日休んだからなんか妙に久しぶりな気がする。
下駄箱を開けるとザザーっとラブレターのなだれ。
うん、いつも通り!

そして僕はしぶとく下駄箱の中に入っている他のラブレターをかき出して…放•置★

え、拾いませんよ?
バリエーション豊かにヘイトを溜めていかないと!(プロ意識)

いつも通り僕の様子をチラチラと反応を見ていた人たちは「え、拾えよ!ふざけんな」という視線で僕を見ている。

僕はそんな視線を意に介さずあえて床に落ちているそれらを踏んで教室に向かっていく。

すると、一層ムカッという視線が強くなる。
おう…イラついた視線が僕の背中に突き刺さる。
けど、僕はそんな視線も気持ちよく感じる。
※何度も言いますが彼はMです

そして、僕は教室への階段を上がっていく途中で少しの違和感に気づく。
確かに下駄箱でのことはいつものことだった、だけど様子を伺ってる人が少ないような気がした。
気のせいだろうかと考えながら、そのまま教室に行く廊下を歩く。

やはり…廊下に全然人がいない。
いつもなら「あいつ絶対犯してやる」みたいなヒソヒソ声や視線を僕に浴びせてくれるのだが今日は全然ない。悲しい。。。

なんでだい、みんななんで。。。

そして、教室に着き、ガラッとドアを開けると。
教室のみんながバッとこちらを向く。
軽いホラーだ。

そして、みんなはブツブツと何かを言っている。

「くそ、テストさえなけりゃ」
「テスト死ね」
「でも諦めたら来年に響くし…」
「めっちゃムラムラする」
「犯してー」
「テスト終わったら絶対犯してぐちゃぐちゃにしてやるわ」
「性奴隷にしてやるんだから」
「今は勉強だ」
「仕方がないないでござる」
「僕の隼人くんには触らせない…」

よくわかんないけどみんな僕を見たあとすぐにカリカリと机に向かって勉強に戻った。

そして、何故か内股をすりすりしている人が多数…
おい、内藤!お前がやると気持ち悪いわ!

それにしてもみんなどうしたんだろう。まだ僕たちは2年だから受験期でもないと思うのだが…
次のテストも来月のはずだし…
なんでだろ。

僕は疑問に思いながらも席についた。

そして、
「おっはよ~みんなー」

と、担任の名代先生がなぜか上機嫌で入ってくる。
僕の方をすんごい淫靡な目で見た気がするけど気のせいかな。
まぁそれも一瞬のことですぐにホームルームが始まる。
そこで知らされたのは急遽、今日(金曜日)からテスト期間に入ると言うことだった。




さてさて、ホームルームでは今日からテスト期間に入ると衝撃的な発表があり僕はちょっと驚いたけど、クラスのみんなはなぜか知ってたみたい。

なんでかと思ったら学校生徒メールで送られてたけど僕が見てなかっただけみたい(てへ)

それから何事もなく昼休みになった。
クラスのみんなは授業と授業の間の10分休憩も机に向かって勉強していたよ。
頭が下がるね。

え、僕?
僕は教科書の内容なら全部覚えてるから勉強する必要はあんまりないよ。
あとは問題集を1~2週すればオッケーだよ。

はは、テストほど簡単なものはないよ。だって、(ウザすぎるので、カットさせていただきますby作者)

それで、今はいつもの3人で昼飯を取っているよ。

「殿、昨日は休まれていましたが大丈夫でござるか?」

「そうだよ、隼人くんかぜでもひいたの?」

おっと、その話か
「いや別になんでもないよ。ただちょっと学校に行きたくなかっただけだよ」

「そうでござったか。それならよかったでござる」

「うんうん、なんともないならよかったよ。僕の隼人くんに風邪なんて引いてもらったら僕も心配で夜も眠れないよ」

「はは、ありがとう(心配してくれるのはありがたいけど今後一切君のものになることはないから安心して)」

そんな、僕らの様子を見ながらクラスのみんなは弁当片手に勉強していたよ、すごいな。

二人は一応学校からは男認定されてるからテストは今回も免除されるみたい。

だから内藤はテスト当日は休むらしい。

男(仮)の近藤くんは殿を一人にさせるわけにはいかないでござる~とか言ってテスト当日は来るけどテストの時間は適当にやる予定らしい。
そんな感じで昼休みは終わった。


5、6、7時間目もつつがなく終わり、帰りのホームルームになった。
テスト期間なので部活動もなし生徒はみんな下校となる。
いつもなら、ホームルームが終わった瞬間に隼人くん争奪合戦が行われるが今日に限ってはそんな事はなかった。
みんなやっぱり真面目だねぇ。

さーて、みんなはホームルームが終わるとさっさと帰ってしまうがその時にも僕の方をチラッと見て「くそーチャンスなのにー!」と叫んでいた。

僕はそんな視線にも丁寧にお答えして、中指を立てておいたよ。(ゲス顔)

彼女達、顔真っ赤にさせてプルプルしながら帰って行ったよ。

さーて、みんな帰っちゃって教室には僕一人なんだよ。
当然何も起きないはずもなくとか言ってみるけど、何にも起きないんだよな。

僕家じゃあんまり集中できないタイプだからワークとかは家から持ってきているんだけど、教室じゃなくて図書館でしようか。

よし、決まり!
じゃあ、さっさと図書館に行こうっと。

てくてくてくてく、
てくてく、コツ、てくてく、コツコツ

あれ、後ろから誰か来るみたい。
僕は歩きながら後ろを振り向くと、一人のショートカットの少女がいた。
あれ、この子は確か…

いつぞやの僕のアヘ顔写真を持って僕に詰め寄ってきた子じゃないか。
バッチの色は黄色。やはり一年生か。
そして、その子は僕が振り返り目があったと同時に

「しっ!」

一瞬でとの距離を詰めて僕の鳩尾に打撃を…バタッ

「ふー、全く急に後ろを向かないで欲しいわね。せっかくのプランがパーになっちゃったわ。」
「まあ、とりあえず眠らせることができてよかったわね。これでこいつをあの場所に運んで…ふふふ、楽しみだわ❤️」


アルファポリス様での投稿はここまでです。
続きはノクターンノベルでご覧ください。
検索で「パンダ」と調べれば出てきます。

ここまで読んでくださりありがとうございました。by腹筋パンダ
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