【完結】EXランクの訳あり令嬢、辺境で契約結婚しました ~無口な辺境伯に溺愛されるなんて聞いていません~
婚約破棄された夜、私は自分の価値を知った――誰にも理解されない、けれど本当は誰よりも豊かな力を。
伯爵令嬢セラフィーナは、加護鑑定で判明したスキル名が四文字だったことを理由に、婚約者から一方的に婚約を破棄される。世間では「短い名前ほど強い」とされ、四文字はおろか分類不能のEXランクという結果は、周囲から嘲笑と侮蔑の的となった。
行き場を失った彼女に持ちかけられたのは、辺境伯ヴォルフガングとの契約結婚。イケメンだが無口で、恋愛にも結婚にも興味がなく、貴族の義務として仕事に人生を捧げてきた男との、形だけの夫婦生活が始まる。
だがセラの力【万象言語】は、あらゆる存在の声を聞き、心を通わせる、誰も知らない規格外の力だった。精霊、聖獣、そして数百年を生きる古龍――誰にも理解されなかった彼女の言葉が、辺境の地に静かな奇跡をもたらしていく。
そしていつしか、無口だったはずの辺境伯の心にも、小さな変化が生まれ始めていた。
文字数やランクでは測れない、本当の価値を見つける、婚約破棄からはじまる溺愛シンデレラストーリー。
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