絵描き令嬢は北の老公と結婚生活という名のスローライフを送ることにしました。
ローズハート男爵家の長女アメリアは幼い頃に母を亡くし、それ以来、父や義母、異母妹と馴染めず疎外されて生きてきた。
そのため彼女は家族が暮らす王都の屋敷を早々に去り、小さな自領に引っ込んで、趣味の絵を描いて暮らしている。幸いアメリアには才能があったようで、画商によって絵はそこそこ売れていた。
王国には長子相続の慣例があるため、いずれは自分が婿を取って家督を継ぐことになると思っていたのだが、どうやら慣例は無視して異母妹が男爵家の後継者になるらしい。アメリアは今後の進退を考えなければいけなくなった。
そんな時、彼女の元に北の辺境伯領から婚姻の申し込みがくる。申し込んできた相手は、国の英雄と呼ばれる、御年六十を越える人物だ。
(なんでわたしに?)
疑問は晴れないが、身分差もあり断ることはできない。とはいえ特に悲観することもなく、アメリアは北の辺境伯領へ発つのだった。
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更新ありがとうございます!
素敵な2人の物語はいつもほっこりと幸せな気持ちにさせてくれます。何でもない日常の描写でもずっと楽しめる大好きな作品です。
私も親子みたいな白い結婚だろうと勝手に思ってました。が、2人の変化を見て、もしかしてと期待してます。アメリアちゃんには愛し愛される夫婦になってほしい!そして子供も見たいな〜。
初夜は、大人の余裕を見せたいオリオン様が、無自覚に煽って来る天然アメリアちゃんに翻弄されるに1票!笑
いつも感想を書きたいと思うのですが、自分の語彙力のなさで結局投稿するのをやめてしまいます。
小説でこんなに穏やかなのに先を読みたくなる作品は初めてです。いつも作者さまの優しく穏やかでいて奥深い文章に感動しています。
それと同時に、ふたりの関係が気になって気になって…毎日9時になるのを首を長くして待っております。
楽しい時間を下さる作者さまに感謝を
壮大な自然の中で、登場人物の細かな心情の描写が秀逸でいつも感動してます。
なんとなく白い結婚なんだろうと思い込んでいたのに......ここにきてもしかして❗️
我が子をもったふたりが見たいーと先走ってます。
いよいよ初夜~
あるのかな?ありますよね?
オリオン様、なんとなくその気っぽいし
うわぁ~うわぁ~
うわぁ
語彙力が初期化されてしまいそうな程、式から、その前後から・・・
野暮な言葉は要りませんね!
素敵です~♪
一点の曇りなき
素晴らしい結婚式!!
ほんと素敵な結婚式に
参列させていただき
ありがとうございます!
この作品本当に大好き!!
結婚式は何度も読み返しちゃったよ。
ゆっくり育んだ愛がここに来て大輪の花を咲かせたましたね。
オリオン様!
気づいたらアメリアちゃんを深く愛してた感じが凄く素敵✨
なんかもー愛情深くて、こちらが赤面しちゃったわ😍
顰蹙ものだと理解はしても、やはり気になるのは二人の初夜。
既に家は譲っているので嫡子はいらないし、出来たら寧ろ家督争いの元だからいない方が良いのだけど、白い結婚状態は例えヒロインがそれで良いとしても、礼儀的にどうかとも思う。
女性としても、妻になった実感が得られないでしょうし。
ここは、昼は気遣いと慈愛に満ちた最上の老紳士で、夜は『まだ終わらんよ』と若者顔負けな現役ぶりを、是非とも見せて頂きたい処ですね。
うわぁ~!
イケおじ達が、素敵過ぎます!
ご馳走様です!!!
もうっ💘オリオン様がイケすぎててツラい💘
プリシアのような人いますよねー
ほんといちいちマウント取る奴
姉が関心ないなら自分もかまわないでいいでしょ
かまって欲しいとか言うわりに悪意のかたまり
仲良くするわけでもなく、姉の人生を搾取したうえで
何を言ってるのやら、頭がおかしい。
いじめをする奴って自分が人をいじめるのは理由がーとかいいわけするけど
人生つらい人でもいじめをしない人も多数いますよ。
プリシアの気持ち解ります。
第四王子程に素直で傷付けない言葉を選べないだけで彼女なりにもっと自分を見てどういった感情でも良いから構って欲しいといった感情が、置かれた立場や環境に従来の性格も踏まえこういった言葉でないと伝えられないのは何とももどかしいです。
10歳にして自分の置かれた立場を理解し人間の在り方を理解した主人公からすれば興味は抱けず綺麗な世界だけ見てれば良いですし…この婚姻で漸く人間に興味抱き始めたのは良い変化ですね。
プリシアって本当にお子様だな。
典型的な甘やかされたお姫様体質。
結局のところ自分に注目しないアメリアが、気に入らないから難癖つけてるだけでしょ?
先にアメリアを視界から外したのは、お前の母親とプリシア自身だよ。
挙げ句、学園に通学もさせず、男爵家の嫡子としての地位も婚約者のノアも取り上げてみせても、アメリアに見せつけてやったのに、悔しがる顔も悲しむ顔もしない‥それが面白くなくて癇癪起こされても「知らんがな」の一言につきますね。
アメリアの観る世界を「気持ち悪い」と言ってるけど、彼女の観た世界が「絵」となって世間的に評価された画家の一面を知ったときこの妹は発狂するんじゃない??
さて、とうとうホワイディアの街中で、英雄オリオン様の花嫁を罵倒するということを仕出かした妹よ、
母親マーガレットの計画が頓挫する切欠を与えたことに気付いているのかな??(もう高熱を理由にできないからね!)
ここまでお馬鹿娘に育てた母親にも当然責任あるよね(笑)
婚約者のノアの下剋上を期待します。
プリシアはアメリアに好かれたかったのかな? 無関心な視線に耐えられなかったのかな?
アメリアの
心の歯車が
動きはじめてる!
デン様、優しい男の子ですね...( ⚈̥̥̥̥̥́⌢⚈̥̥̥̥̥̀)
おお!
アメリアが、想いと云うかなんというか・・・
気づき始めましたね!
いろいろと!
世界が拡がっていきますね〜
良いですね~
オリオン様と、一層親しく想い合えると良いですね~
本物の相愛夫婦になれて、幸せになれると良いなぁ~
「満点の星空」は「満点」ではなく「満天」で、「星空」ではなく「星」かと。
満天で「空いっぱいの」という意味なので、重ねて星空とする必要はないです。
王子様、歳のわりには重々しく固いですけど、いい人ですね。
オリオンを案じての願いながら、自覚がないアメリアには理解は難しいだろうなぁ。
アメリアがどう表現しようと、
意識の表層に、辛い等のネガティブな感情が捉えられずとも、
心が有るのだから、嫌な奴らは近づけないで欲しいなぁ💦
オリオン様、これからどうなさるのか、目が離せません!
天性を読者にも突きつけてきた事におおっ!てなりました。
作者様流石。
彼女には、興味の対象とそれ以外というくくりしかなく、それ以外の中で、善であろうが悪であろうが等しくそれ以外。
それを悲しむか恨むか楽しむかたち去るか。
軽い気持ちで天才に心を置くものではないのだな。いきなり自分の心と戦わされるのだ。お話としてだから面白く読み進めていけてる。
結論
オリオン様と作者様が凄すぎる
アメリアが人に関心がないのが本当なのか?
実は関心がないように見えるが心の中では関心があるとか、または、本当に見たまま無関心なのか。
それは長く付き合っても理解できないかもしれない
でもだからといって、心がないわけではないと思う
他者が認めるほどの絵が描けるのだから、感動できる心はあるのだろう
そして傷つく心もあるのだろう
人に関心がないようにみえるからと、傷つけていいわけではないからねぇ
オリオンもこれからどう対応していくのか楽しみでもある
オリオンによってアメリアも変わっていくのかもしれない
なんだか表現するのが難しい人間関係だね
なるほど!
天才という人種の方たちは人の思惑というものを超越していくのですね。
歯牙にもかけてないのが爽快で面白いです。
本当に愛しているのは自分だけでしょう?娘は馬鹿なままの方が自分の手の中において愛でていればいいのだから。
家族を愛しているとか、いっぱしの母親面ですが、無知のままで良しとする扱いはペットと同じ。
アメリアのような芸術家は、金銭的に男爵家では育てられないだけで、辺境伯はありのまま受け止めてビクともしない地盤がある、それだけの違いです。子どもの頃の認証欲求が満たされなかったから、自分を異物とするしかなかったし、そう仕向けたのはやっぱり周囲の大人です。だから男爵家にいる限り、アメリアが家族となることは無かったでしょう。
つくづくオリオンに嫁いでよかったと思います。
アメリア自身も自発的にはしなかったでしょうね…そもそも見ている景色が違い感性が異なっていたから。
男爵の性格的には彼女の性質は掴み所が無く空気として扱うしかないでしょうね。
後妻とはいえ夫人が居るからローズハート家何とか成っている雰囲気があり、また彼女の我が子可愛さも納得でした。
娘には将来困らせたくないから自分が選んだ婿を…一歩間違えればその婿が裏切る可能性もある筈なのにこの一連のやり取りでその間違い自体を起こせない相手を選んでいると解る彼女の薄寒さが凄いです。
女性の芸術家には冷たい世間と同様にアメリアとは異なりつつも同じ様な所で立ちそれでいて場を読み処世術を学んだのが夫人でしょうか?彼女が実母であればアメリア自身が他人との関係性希薄であっても煩わしさを感じない程度に距離感を取り在り方を否定せず受け入れてくれる『家族』になれたかもしれない人なのが惜しまれます。
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