その日の空は蒼かった
婚約者が大好きだった。 彼しか見えなかった。 ……だから、あの人の間に割り込んで来る人は、誰であろうと排除した。 でも、彼は私の事を好きではなかった。 私がした事は…… 私に帰って来た。 それも一度に、容赦も寛容も無く。 あの人の為だけに生きた私は、あの人に顧みられることも無く…… 濁った瞳が晴れ上がった空を映し出していた…… 私は私を追い詰め、落ちる所まで落ちた。 深い穴のような最低の場所から見上げる空は……蒼く、高く、澄み渡っていた。
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
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とりあえず。
・・・・・・・・・まさか、リーナさん舞踏会の子息令嬢をイノシシと一緒の扱いにするつもりですか?
いや、似たようなモノだから良いのでしょうか? 良いのかなぁ・・・σ(^◇^;)。
春 剋冬 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
えっと、まぁ、似たようなものですよ。 突進してくるあたりなんて。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
肉食いた~い\(^^)/
akiyo 様
同志~~~~!!! 生姜焼き、食べたい~~~!!!\(^^)/
ここまでの更新拝見させて頂きました。
新たに登場したダンス講師のシーモア子爵もまた中々強烈なキャラですね。しかしスコッテス女史が(複雑そうながらも)保証するだけあって特に観察眼が侮れない気がします。リーナのドレス問題は、普通なら後見のドワイアル大公が手配してくれるだろうから難しくないはずですけれど、138話で子爵が「体幹~」と話していたのでさらなるひねりが来るかと思ったら所謂「(黒髪ですが)オスカル様」状態で皆の反応がより楽しみになってきました(アンネテーナ嬢達も喜びそうです)。
また、古くなってしまいますが、アンネテーナ嬢達の倉庫訪問も面白かったです。ニトルベイン大公令嬢で母親の事を思い出して苦い気持ちになるのはやはり難しい物を感じました。最も、「一番の元凶(現国王夫妻)」の息子でやはりニトルベイン大公の孫でもあるウーノル殿下の事は次代の国王候補として認めているし、(多少苦手としているようですが)そこまで嫌ってはいないようですから、これからの交流次第かなと思います。しかし、学院の魔法の教師は(護身程度ならともかく)大公令嬢に攻撃魔法の需要があるか考えて教えているのか、うさん臭さを覚えました(武門系の家門なら話は別でしょうが)。あと、アンネテーナ嬢が挙げていた推薦者に何やらトンデモナイ名前ガアッタヨウナ…。元枢機卿まで名を連ねているなんてどこで目に留まったのでしょうね。そういえば、エカリーナ嬢を保護していた司祭様はリーナも「本物」と認めていましたが、リーナが「精霊の愛し子」だと薄々感づいていたような…?
次の「戦場」でどんな騒ぎが起きるか(←騒ぎ前提!)続きを楽しみにしております。
アコナ 様
コメント、ありがとうございます。とても嬉しいです!!
シーモア先生には、中の人の友人をモデルとしました。 かなり、強烈な個性の持ち主です。 その上、先生と同じように、かなりの観察眼の持ち主です。 いやぁ~~ とっても素敵な御仁なんですけどね…………
外見、アンドレ様。中身オスカル様。 どうでしょうか? ……ごめんなさい、趣味に走り過ぎました。 リーナさんが、あまりにも凛々しいモノで……
ニトルベイン大公様との確執もわだかまりも、タップリと残しているリーナさんですが…… そこは、グッと我慢しています。 前世も、現世においても。
ウーノル殿下に付いては、彼が人一倍努力の人だと認識しておりますからね。 その方向性が、リーナさんと同方向ですから余計に…… 確執も苦手意識もありますが、そこもまたグッと我慢しております。
グッとね。
元枢機卿のお名前、かなり昔に出ております…… お判りでしょうか? ハンナさんのお姉さまの嫁ぎ先に御座います。 そして、辺境の教会に多大な寄進をしていたリーナさん。 覚え良くない筈はございません。
そして、「前」の文字。
また、一つ、こっそり何かを仕掛けました。 こっそりですよ? フフフフ!
次の戦場、お楽しみ!!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
更新ありがとうございます!いつも楽しみに読ませていただいています!
違うかも知れませんが「男性の動きを先読みしない。」ではなく「先読みしなさい。」ではないかなぁと思うのですが…?
ヨーヨー 様
コメント、ご指摘ありがとうございました! ご指摘の通りに御座います。 さっそく、修正いたしました。
読み直して、「アレ? ここ、読み直したのに? なんで?」 と、成ったていた事は、内緒な方向で……
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
此れは所謂キマシタワーな展開でしょうか……。 颯爽と現れて自分を救ってくれたリーナにとか(゚A゚;)
いやまぁユリユリな展開は好きですけど、流石に相手役に選ばれた二人が可哀想かなぁ~って思うわけですが…( ̄~ ̄;)
まぁ良いやリーナですし切り抜けられるでしょ
其れよりも女性としてではなく、男装の麗人として参加させるとか凄い搦め手が好きな方なんですね~。 電車の中で不覚にも吹き出す所でしたw(今は降りて別の電車待ち)
こう言う搦め手でも使わないと警戒させてしまい、正確な戦力分析が出来ないからとかだったら未だ可愛い気が在るけど、流石に違うでしょうね? 其処らの事情も含めて楽しみですわ~(。-∀-)ニヤニヤ
キリン 様
コメントありがとうございます! とても嬉しいです!!
> 凄い搦め手が好きな方なんですね~
王道です! 中の人、元は関西の人間です。 宝塚は土曜日の午後の日常でした! 中の人の作品の多くの女性が凛々しいのは、きっとその影響が強く、強く出ているためだと思います。 松竹新喜劇も定番でしたので…… そっちも……
絡め手を使わざるを得ない、ウーノル殿下サイドの人材の無さ。 そこに、ファンダリア王国の闇が見え隠れしておりますね。 事情は、今週末にでも明らかになります。 お楽しみに!
物語を、楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
読んでいて思い出した言葉が…
「気付きの多い人ほど、仕事が多くなる」
有能な人ほど多くの事に気付き、頼られる→仕事をこなすのが早くなる→じゃこれもよろしくね♪→仕事はどんどん増えていく…トホホ。
リーナさん、やり過ぎなんですよー!
決めたらそれに向かって一生懸命に道を極めるのが貴女の性質だってのもわかってます!
でもほら~「能ある鷹は爪を隠す」ってあるじゃないですかー!
でも全部に対処しちゃうから~
今、底なし沼のようにずぶずぶ沈んでますよーーー!
もうこうなったら、巨大化して教会を潰し、森を再生させ、隣国&教会上層部が手出し出来ないようにバリア張って、姿を変えてとんずらしよう!ガオー(`□´)
すみません、あまりの状況に逃避しましたーーー(;>_<;)
まいん 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!!
まさに、まさに、「気付きの多い人ほど、仕事が多くなる」 です!!
「能ある鷹は爪を隠す」では、状況に流されて、水底にダイブしそうなんで、積極的に爪を出していくスタイルになりますね。
俗にいう、「食い破る」方向で!
ガオー!!
いえいえ、状況認識はとても正しいと思います!
リーナさん、覚悟を決めて、戦い続けますから!!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
ダンスのお稽古で言いたい放題ですね。
この先生もウーノル殿下の味方かな、男装リーナを使うという事は。
yumeji 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
言いたい放題の先生ですが、現状を憂いているのは間違いありません。 この先生、ウーノル殿下の味方というより、ファンダリア王国の未来を憂いている一人と云えるでしょうね。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
どいつもこいつも、リーナには本来の仕事があるのを忘れてませんか?
いくら優秀でも、身体はまだ子供ですよ? 完全にオーバーワークでしょう。件の令嬢も、魔法の教師なんて、もう1人雇えば済む話。友情押し付けたうえに、余計な負担までかけて。奉仕されるのが当然の環境で育ってるから、考えが及ばないんでしょうが、図々しいとしか思えません。彼女が押し付けられた厄介ごと には、本来それをやるべき人達がいるわけで…役目を奪われたと逆恨みされそうで怖いです。
彼らは悪意がないというだけで、結局 彼女にしていることは、教会と大差ありません。程度の差があるだけ。仮にそれで彼女が死んだとしても、「尊い犠牲」と涙を流すだけなんでしょうね。
パンパンパンダ 様
コメント、ありがとうございます! とても嬉しいです!
お怒りごもっとも! 中の人の主人公に対する仕打ちに激怒される方、多数です! 長いお話に成ると、いつも、こうなります…… 反省です。 幸せになる前の、夜明け前の真っ暗闇だと思って頂ければ、嬉しいのですが…… ストレスたまりますよね。 ごめんなさい。
でも、必ず、必ず、リーナさんは幸せになりますから!!
中の人は、ハッピーエンドマニアですもの!!!
楽しんで頂きたいなぁと、思います。
龍槍 椀 拝
この方も地雷と成る方なんでしょうか? 勿論踏むのは血統主義者な貴族達ですけど
でも、もしこの方もウーノル殿下側の人物ならば頼もしい人材ですね? 変態だけど…
其れにしても準男爵のお嬢さん、随分と縁が深くなっておりますが、父同様に現状への切り札と成り獲る逸材だったて事でしょうか? 国的には縁の下の力持ちを体現してる人物ですし、お嬢さんも切り札として変貌する事が出来れば……、想像しただけで楽しみな未来が浮かんで来ますわ(*´▽`*)
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!
準男爵の娘さん、ちょっとしたキーパーソンですよ。 だって、政商で豪商の娘ですもの。 色々と仕掛けてありますので、楽しみにしてください。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
下記の質問の回答ですが、感想を読んでない方も居るので本文に入れて事を一考して欲しいです。
私は”光魔法で敵と戦った賢女のようになりたくない”との意味で言った。と受け取りました。
なので、なぜリーナが憤りを覚えないのかなー
ロマンティカも連れてきたアンネテーナもこの国の貴族目線で駒扱いしたミレニアムと同じだなという印象&感想でした。
一考して欲しいという意見なので、返信はいらないです
tomoe 様
コメントありがとうございます。 嬉しいです。
そうですね。 言葉が足りませんでした。 もうすぐお休みに成りますので、加筆訂正させていただきます。 もう少し、わかりやすく、伝えられるようにいたします。
アンネテーナ様も、最高位の貴族様ですので、物腰は柔らかいですが、貴族目線です。 厳然たる階層社会なのを、綴っていこうかなと。 リーナは、それを知っていても尚、自身が居た階層を離れ、庶民として暮らして行きたいと望んでおりました。 自身が前世で、庶民階層の者達をどのような目で見ていたかも知っております。 それでもなお、庶民として暮らし、精霊様との約束を守り、全ての民の安寧を護りたいと、思っております。
楽しんで頂ければ幸いです。 内容の変更は随時行いますので、もう少しお待ちくださいませ。
龍槍 椀 拝
「あの二人ね。 ちょっと、身分に煩いのが玉に傷なんだけれど、見どころはあるわ。 平民を相手にして、どんな顔をするか。 ちょっと、興味があるの」
↑リーナの心の声が漏れててマズイ気がします。
えりのる 様
コメント、ありがとうございます。 とても嬉しいです。
あの、その、ちょっと会話がややこしいのは、自覚しております。 その言葉を言ったのは、”リーナ” ではなく、オネエなシーモア子爵なのです。
少し、説明を加えてみます。 混乱させてしまって、ごめんなさい。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
( ・ω・)∩シツモーンです。
135話のロマンティカの台詞に
「賢女様の様に生き物を傷つけるような魔法を使いたくはございませんの」
と有りますが、これは
①光魔法で敵を葬りまくった賢女様の様にはなりたくない。
②光属性であっても攻撃的な魔法を使わなかった賢女様の様になりたい。
どちらでしょうか?
ただ、どちらにしても、おばば様に大量殺人を命じた貴族の一員で、リーナの姉弟子にして実母にあたるエリザベートを王妃から追い落とし死に追いやったニトルベイン大公家の令嬢で有りながらこんなことをさらりとリーナに言い切るロマンティカも食わせ者ですね。
Kunya 様
コメント…… というより、ご質問ですね。 ご回答申し上げます。
おばば様が、北の森を焼き尽くした、拡張期末期での大きな戦い。 先々代と戦野を駆け巡り、幾多の敵を倒した、若き日のおばば様。 彼女は常に、獅子王陛下の陰となり、手先となって、戦野を駆け巡りました。 ただし、戦功は獅子王陛下が自ら戦場に出ていかれていたため、すべて獅子王陛下に纏め上げられていました。
おばば様は、戦場の悲惨さをつぶさに見ており、人を傷つけるような魔法を使いたくは無いと、心から思いました。 先々代 獅子王陛下が亡くなり、先代国王陛下の代になった時に、隠居を願い出たのもその為です。
しかし、先代は王国の礎が今だ定まらずと、おばば様を相談役に置くために、彼女に王宮薬師院特別顧問の職を与え側に置きました。
焼き尽くされた森を回復したいと願う、おばば様は、それまで使い続けていた、「攻撃系」の魔法を封印し、森を再生させるべく、研究を重ねます。 歴史書には、その当時の事は書かれましたが、戦野に出て戦いに身を置いた部分は、すべて獅子王陛下に集約したために、その部分が欠落して、後代に教えられました。
つまり、ロマンティカがしる、賢女様は、先代王に使える、研究者、助言者としてのおばば様でしかありません。 彼女はそんな賢女に心酔しております。
庶民出身のおばば様が王宮での、アレヤコレヤで、飛び出した後は、さらに、彼女の業績は伏せられます。 よって、ロマンスティカが知る賢女様の情報は、とても断片的なものだったわけです。
お答えは二番の方ですね。
ロマンスティカには、悪気はないのですよ。 悪気は。 ただ、大公家令嬢としての ” あたりまえ ” を述べただけなのです。
でも、貴族様全体が、皆、食わせ者ではあるんですけれどもね。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
魔虫の踊りww 失礼だけど納得しちゃいましたよw
確かにハイエナや腐肉に群がる虫って表現が似合いますからねw
でも其処を戦場に提供されたって事は、そろそろ切り込みを入れて斬り込む準備を始めるって事ですが、凄い速さで準備が進みましたね~。 前世って経験が在る分、エスカリーナってバックアップが在る分リーナにはサクサクと進める物ばかりで、そんなリーナを見て大丈夫って思ったのでしょうかね? 本人が聞いたら発狂するかもな理由ですがw
さてさて勇み足な血統主義者達の提案、控えめに言っても本当に勇み足って表現以外に出来んのですけど、変態さんなんですかね? 自分で落とし穴掘って填まる為に準備してるんですし
ウーノル殿下側も賛同してるかもですけど、彼方は確りと2手3手と考えてるのは女史の話で読めます。 けど、それ以外の方々は何も考えてないのが丸判りなんで…
キリン 様
コメント、ありがとうございます。 とても、嬉しいです!
さて、戦場は「学院舞踏会」と定められました。 何かしらの動きが有るのでしょう。 その為の準備という訳ですね。 色々と考えている、ウーノルサイド。 そして、そのウーノル殿下をなんとか排除しようとしている、抜けてる反対側。
色々な攻防を考えております。
お楽しみください!!
龍槍 椀 拝
今回の“騒動”をIF話を交えると
もし殿下達の訴えが無かった場合、学園は今回リーナが遭遇した“問題”を楯にして、薬師リーナを追い出しに掛かってたでしょうね~。 その先に在る破滅を知らずに…
図らずも殿下達の訴えは学園を、其処に在籍してる血統主義者達を救った事に成るわけですが、此れを確りと認識出来る貴族はウーノル殿下側に傾くんじゃないですかね? 其れかどちらにも付かない中立側に成るとか
どちらにせよ、教会勢力が顔真っ青に成るのは確実でしょうかね? 裏に潜んでる奴は解らんですが
さて今回の“騒動”、教会勢力に傾倒してる貴族への小さな、だけど確かな一石として投じられる“騒動”に成りましたが、此の騒動で獲る損害がどれだけの物か理解出来る貴族なら良いのですけど、もし破滅を望む貴族なら? 教会勢力と共に滅んで貰いましょうか(黒幕の対処は後回し)
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても、嬉しいです。
教会勢力の先鋭化した面々の顔色は、青白くから、どす黒く変わったことでしょうね。 やり過ぎですもの。 排除はもっとスマートに。 トカゲのしっぽは、簡単に切れますよ? (邪笑
貴族の面々は、それぞれの思惑で、てんでバラバラな方向に向かって驀進中です。 国王陛下の求心力が低下すると、こんなものです。 地方の小さい御領の当主さんなんか……
” 早く代替わりしないかなぁ…… ”
なんて、思っているかもしれませんね! リーナさん一人では、何も変わりませんが、彼女がいる事で、波紋は大きく広がったりします。 最初の一転がり…… そんな運命を持っているかのように…… でしょうか。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
とりあえず。
・・・リーナさん、なんだか悪い意味での『武人の魂』(相手が売るつもりの無い喧嘩でも買ってやる事~某有名スペースオペラより引用)に目覚めちゃってるような気がσ(^◇^;)。
春 剋冬 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
『武人の魂』 ですか? いえいえ、彼女は自分の助けた可愛い女性を甚振る悪女を排除したまでですよ? ちょこっと、情報も手に入れましたが。 『荒ぶる魂』と、呼べるかなぁ……
政商のおじさまと、更に強く結びついてしまったような……
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
とりあえず。
ひょっとしてアンテネーナ様は『お手伝い』という言葉の意味をよく知らないんじゃね? なんて思っちゃいましたσ(^◇^;)。お嬢様だからあり得そうで怖い( ̄。 ̄;)。
どんどん「学院での日々」というサブタイトルに似つかわしくない方向に突き進んでいってますが、卒業?するまでの間には王宮の中心人物の一人になってたりして(^_^;)。
その前に胃に穴が開くかもしれませんが(;´Д`)。
春 剋冬 様
コメントありがとうございます。 とても、嬉しいです。
あぁぁぁ、そうですね。 「目を掛ける」と、言った感じでしょうか。 大公家のお嬢様にとって、助けるという事は。 かなり、怖いですよね!
学院での日々は、章タイトル詐欺でしょうか? 中の人的にも、そう考えてしまいます。 どうしましょう?
リーナさん、胃薬常用疑惑が浮上ですね! 大丈夫です、まだ、禿げ上がっていませんもの!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
薬師院でのリーナは辺境の薬師としての本分に則り貴族の家格等に囚われない行動をとり、お茶会でのリーナは貴族の家格を重んじて自分を取り込もうとする厄介な縁を結んでいるように見えます。
王族、大公家は無視できないけどそれ以下は割りとどうでも良さそう。
大公家のエスカリーナとしての感性が残っている感じでしょうか?
Kunya 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
薬師リーナさんの本分は、精霊様に約束したことです。 それが、王家の人間だろうと、市井の一般人だろうと、変わりありません。 そこに、傷つけられている人がいるならば、その人を助けるのが…… 彼女の心の中に深く刻み込まれた、行動指針なんですよ。
その為には、横上だってバリバリ破っていきますからね。
やらかし方が半端なく…… 確かに、エスカリーナとしての感性は残っているのでしょう。 前世では、大公家の威光を存分に使い、現世では自身の能力の限りを用い、目標に向かって驀進する姿は…… 同じですものね。
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
本当に消耗しまくってるなぁ…倒れないのが不思議な位に…
でもまぁ仇敵とは言え面白い状況だと思いますし、利用する位の気で接してみるのも良いかも知れませんね~。 二転三転な意見ばかりで申し訳無いけど、今回はそう感じました
しっかし衰退してるのが教師陣の実力が原因の一つでしたか…。 過去の大戦を知らないってのも有るだろうけど、教会勢力が金に物を言わせてな薄汚い戦略を繰り返して来たのが大半の理由でしょうかね? もしそうならリーナに頼るのも仕方が無いでしょうな…( ´-ω-)y‐┛~~
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!!
仇敵ともいえる人と、手を携える…… 戦国絵巻ものですね。 結構好きかも! 肚のくくり方、目的達成の為に、自身の心をどこまで抑えられるか。 鈍感力が試されているリーナさんでした。
鈍感力最強は、一人居ますけれどね!
衰退の原因………… 平穏な国において、その原因は内部崩壊です。 そう私は思います。 あちこちの歴史書を紐解いても、巨大帝国が分解するのは、内部崩壊が主な原因です。 内部崩壊の原因は、多岐に渡りますが、政治の混乱原因がその起因となるのは、明らかです。
ファンダリア王国においての起因はなんだと思いますか?
黒幕さんが、それを刺激しているのは、間違いないですけれども……
楽しんで頂ければ、幸いです。
龍槍 椀 拝
回答ありがとうございます。
出来物にはそういう意味もあるのですね。
辞書は調べてみましたが最初に出てくるのは吹出物、次が記載頂いた傑物的な意味でした。
あえてあまり使われない言葉遣いを良く使われている理由もよく分かりましたが、辞書を引かないと意味がよく分からない文章なのは読み手側からすると読み難いものなので、
物知らずなのは申しわけありませんが少し考慮して頂けると有難いです。
いおる 様
コメントありがとうございます。 嬉しいです。
>辞書を引かないと意味がよく分からない文章なのは読み手側からすると読み難いものなので
ですね。 精進します。 ただ、今回は、壮年の文官の言葉と云う事で、見逃してくださいませんか? あの部分を「傑物」とか、「良く出来た方」と綴ればよいのでしょうか、中の人的にしっくりこなかったもので……
今後は、出来るだけ、そういった表現を使わない方向で、綴っていこうと思いますので、平にご容赦を!
楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
これのどこが無理強いじゃないんだーーーー!
言質を取ってからのアンネテーナ様のあとだしには参ったね…┐('~`;)┌
まぁあの未来を現実のものにしないためにもウーノル殿下には頑張ってもらわないといけないけどさーー。
「さすが王家」ってちらっとイヤミも呟いて、断れないかを聞いたリーナさんをアンネテーナ様はとっても不思議そうにしてた所がこのお嬢様もやっぱり高位貴族なんだなぁ。
王族に求められるのは光栄な事だものね…
でもエスカリーナにとって王族は鬼門ですからーーー!
まいん 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
はい、アンネテーナ様は策士です。 とっても策士です。 ウーノル殿下は、本気で無理強いはしないよと、思ってらしたらしいのですが、でも、お願いされたアンネテーナ様は、その実現に、ポエット奥様の薫陶よろしく、彼女の手練手管のすべてを使って、リーナに了承させてしまいました。 虚実を混ぜながらの、交渉事ですよ。
王家の藩屏たる大公家のお嬢様。
ですものね。 とても優秀なウーノル殿下ですしね。
リーナさん、とっても厄介な人達に、目を付けられたという事でしょう!
楽しんで頂ければ、幸いです。
龍槍 椀 拝
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コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
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ウーノル殿下の婚約者については、現在選定中です。 だって、彼まだ、十一歳なんですよね。 第一成人である十二歳でと、周囲は思っておる次第にございます!
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楽しんで頂ければ、幸いです。
龍槍 椀 拝
狸爺のお孫さんの令嬢とアンネテーナが一緒に行動している辺り今は和解して協力しているのでしょうか?エスカリーナにとっては心情的には難しいところがあると思いますが、これからどういう関係を気づくのか興味深いです!お嬢様は光属性ということでエスカリーナとは反対の属性ですがアンネテーナ達の属性はどうなのでしょうか?光と闇は特別ということでお孫さんの令嬢も王宮に囲い込む予定でしょうか?案外大公家のご令嬢達はウーノル殿下の婚約者候補かなと思っています!イトコなら婚姻可能なので。しかしエスカリーナが王女扱いされているとは知りませんでした。ちなみに狸爺達はエスカリーナが死んだと思っているので王宮に囲い込もうとは思っていないと思いますが、光属性のお孫さんの令嬢は特別扱いしているのでしょうか?
かよ 様
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ファンダリア王国の藩屏たる、大公家が反目していると、何かと問題です。 王家…… というより、現国王陛下の意向で、白い結婚となっていたエリザベート前王妃殿下。 その意を受けていた、宰相閣下もおられます。 なにか、「大人な」会話があったのかもしれませんね。
属性については、いずれまた。 ウーノル殿下のお側に立つ方はまだ決まっておりませんし、ご婚約も、貴族のバランスを見て考えないといけない…… そして、恋愛結婚が王家の信頼の低下に結びついている現在、ウーノル殿下は、政略結婚にも前向きです。 結婚してからでも、愛を育むことは出来ると、考えているかもしれませんね。
光属性は、とても希少な属性ですので、特別扱いです。 はい。 その通りに御座います。 彼女が大公家の娘で無ければ、いきなり聖堂教会に囲い込まれているくらい、希少です。 おばば様がその実例です。 おばば様以来の方なのかもしれません。
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龍槍 椀 拝
無理強いは絶対にするな←どの口が言ってんだ。
まあそもそもリーナが後見人の手元で生活していれば、従兄妹たちに会いに行くという名目で会えた訳だけど。
そもそも学院からの決め事で魔法を使うなって言われてたからって、あの場で何もしなかったら、教会が用意した菓子であろうと、全責任をリーナに被せられていたと思います。
魔法陣とか無しに簡単に魔法が使えると学院は認識してなさそうだし、もしあのまま鑑定魔法を使わず非難されたら、あの場で最も身分の低いリーナが毒味役をするべし、っていちゃもんをつけられただろうし。
というか礼法の時間は貴族としてのマナーを学ぶ場ですよね?
それならリーナも、(貴族ではないから)薬師としての礼節、マナーを実施した事になるのでは?
華墨 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
あははは! アンネテーナ様も、家臣の一人。 殿下のお願いを、通すために全力を傾けます。 持てる手練手管のすべてを使ってでもですね。 でも、そんな彼女ですが、本気でお友達には成りたそうです。
” アンネテーナは、仲間になりたそうにこちらを見ている ”
” YES ← ・ NO ”
てな、感じでしょうか? 事件は突発的に起こったことですね。 誰がどう動くのかは、わかっていませんでした。 特に、お茶会にリーナさんが同席する事は、女史以外誰も知りませんでしたね。 アレは、まるっと、リーナさんの脊髄反射的行為でした。 波紋が物凄く大きくはなりましたが。
毒物で無かった場合でも、リーナさんは、薬師としての職分を果たしたという事で、おとがめは無かったでしょうし、ウーノル殿下に目を付けられて行く事には違いは無いでしょうが、強烈に印象付けられてしました。
ウーノル殿下だけでなく、そのテーブルに居た方々、および、あの「礼法の時間」に出席されていたすべての人に……
やらかしが大きすぎますよ、リーナさん……
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龍槍 椀 拝
ん~本人は命令では無いとも無理強いはするなとも言ってますけど、王族からの要請は殆ど命令に近いものに成るんだけど、其処の辺りは聡明とは言え子供らしい失敗ですね?しかも自覚有りですし
でも良い方向に転がる可能性が強い辺りは、ウーノル殿下の引きの強さも窺えます。 この多少の失敗は成功の元と言わんばかりの強引さ、出来れば好転して欲しいですな…
さて本来は仇敵である女の娘、複雑なんて言葉では片付けられないでしょうね…。 しかも家的には被害者側のアンネテーナ様も一緒に居ることで拍車が掛かってますし…
私的には笑顔で再会できた後は難しいながらも交流をと思ってるのですが、こりゃぁエスカリーナとして再会できたとしても難しいかも…(-""-;)
キリン 様
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王族からの御願いは、それは、形を変えた命令ですものね。 拒否権はありませんもの。 とくに庶民なリーナさんにとっては。
ウーノル殿下、現世では本当に運が強いのです。 引きの強さとも言えます。 彼が日々切磋琢磨して、よき国王たらんと努力している結果でしょうか。 前世では、エルカリーナのやらかしが半端なく、周囲が対応している間に、ウーノル殿下の周囲がモヤモヤとなってしまって、本来の彼の力が漸減されていた…… な、感じでしょうね。
飲み込めるのは、当事者じゃないからです。
当事者は、目の前で自らの命を絶った、お母様を強く感じてしまいますもの。 原因となった家系の人。 お母様は恨んでは無いようですが、エスカリーナにとっては、仇敵といっても良い方。
飲み込めるのでしょうか? エスカリーナとは別人となっている現在、表には出せない感情ですものね。
楽しんで頂ければ、幸いです。
龍槍 椀 拝
生徒から学院に申請があれば、授業時間外にも交流が持てるってことですが…リーナに拒否権はないんですよね…。彼女に悪意を持つ者からの呼び出しにも、応じなければならない訳で。その辺りはどう考えているんでしょうか、第1王子様は。余計なことしてくれたなー、庶民を巻き込むなよ、自分達でどうにかしろよとか、その前に「何かあった場合全てリーナの責任」の条件を撤回させろよとか思いますが…。彼らも必死なんだろうし、教会の排除は彼女が自由に生きる為に必須だし。もう少し大人のフォローが欲しい所ですよね。いくら彼らが優秀でも、まだ未成年なんですから。ここまで政情悪化させた責任を取って欲しいもんです。
パンパンパンダ様
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えっと、そうですね。 その通りなんです。 あえて、「穴」を開けてあるんですよ。 お話の転がりの為にですが。 基本的に、リーナの立場は、厄介な人物なんですよ。 王宮とかにとっては。 一部貴族様からは絶賛されておりますが、権威の象徴な方々においては、その権威を揺るがしにする人物なのです。
よって、排除したくて、したくて。
リーナさんが、オトナシクしていたら、きっと上手く排除されて、念願の帰郷がかなっていたのですが、そこは、やらかしリーナさん。 精霊様との契約も御座いますから、そうはいかない。
結局、妥協が妥協を生んでいる。 そういった状況なのです。
能力が有る人が重用されるのは、追い詰められてから。 でも、その前にそういった能力のある人は追い出されているから…… どんな世界にもある事なんですよ。
だから、彼女がキーパーソンと成り得ます。
楽しんで頂ければ、幸いです
龍槍 椀 拝
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