母を亡くした令嬢は義妹に立場を追われる!?〜そんなことありえないわ〜
「お姉様、だーい好き」
毎日のようにそう口にする女の子が家に来たのは私が10歳の時。
私が5歳の時大好きな大好きな母が死んでしまった。
流行病だった。
急激に拡大する病の波に貴族だろうと抗うことはできなかった。
それから5年後、男爵家の令嬢。と言っても母よりも年上の未亡人の女性が7歳の女の子を連れて我が家にやってきた。
父の後妻候補の名前はジュリア・ラウンド様。
そして彼女の娘、アリス・ラウンドさん。
彼女たちがやってきた日。私と父は玄関で2人を出迎えた。
茶色の髪の毛の母ジュリアと同じ色の髪を持つ女の子。
ジュリアの手を握り不安そうにしている。
とても可愛いと思った。
仲良くなりたいとそう思った。
「あの………お姉様って……呼んでもいい?」
ジュリアの手を握ったまま私の方を見てそう言う彼女。
目を潤ませながら私を見上げてそんなことをいうなんて、なんて可愛いの……まるで天使みたいだわ。
それからは毎日一緒に過ごした。
本を読んであげて、字の練習も一緒にした。
私は習い事ややらなければならない時間は減らせなかったけれど、本を読む時間を減らし、その時間はできる限り彼女と一緒にいた。
寂しくないようにと。
それなのに…彼女は、いや、彼女達は私を裏切った。
姉妹のように仲良くしてきたと思ったのに、私の立場を奪う為に準備し、行動してきたなんて。
それならば私だってやってやる!
毎日のようにそう口にする女の子が家に来たのは私が10歳の時。
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流行病だった。
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父の後妻候補の名前はジュリア・ラウンド様。
そして彼女の娘、アリス・ラウンドさん。
彼女たちがやってきた日。私と父は玄関で2人を出迎えた。
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ジュリアの手を握り不安そうにしている。
とても可愛いと思った。
仲良くなりたいとそう思った。
「あの………お姉様って……呼んでもいい?」
ジュリアの手を握ったまま私の方を見てそう言う彼女。
目を潤ませながら私を見上げてそんなことをいうなんて、なんて可愛いの……まるで天使みたいだわ。
それからは毎日一緒に過ごした。
本を読んであげて、字の練習も一緒にした。
私は習い事ややらなければならない時間は減らせなかったけれど、本を読む時間を減らし、その時間はできる限り彼女と一緒にいた。
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