【完結】【R18】明子はへこたれないッ

はろーまいぷりんす！

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「まって……ッ！ばか！たんま…っ、止まってってば……っあ、ちょっ」


バフンっと勢いよく押し倒されて激しく彼は腰を突き続ける。

こっちはイったばかりだってのに、またお腹に力が入って連続でイかされそうになる。


「おねが……っ、止まって、ゆーとぉ……っ、ぁ、あぅ…、ぅう……っ」


気持ちよすぎて涙が出てきて、するとそれに気づいた優斗がぴたっと腰の動きを止めた。

荒い息を沈めながら彼は私の涙を指の腹で拭う。


「…ごめ、痛かった？」

「ちがう……、気持ちよすぎて刺激が強いんだってば…っ」

「じゃあいいじゃん？」

「よくないの！ちょっと落ち着いて……」

「それは無理。でも善処する」


そう言うと今度はガシガシ腰を振るのではなく奥を小刻みに強く押しつけてきた。

これはこれで気持ち良すぎてすぐよがってしまう。


「これっ、も…っ、気持ちぃんだって、ば……っ！もう……っ、ばかっ」

「だって、次明子といつできるかわかんないだもん。もうちょっと付き合ってよ」


トントントン、と小刻みに奥を突き、乳首をいじりながら飽きる事なくキスを続ける。

また中では階段を駆け上るごとく快感が襲ってきて、私は簡単にイってしまった。

なのに今度も腰を止めないこの男。


「も、ぉ……っ、イって、んの……っぅ、うっ、んっ、んんっ、きもちぃの…っ、とまんな……っぁっ、」

「……気持ちいいな、俺もイってい？」


やっとか！と思いこくこくと盛大に頷く私。

と、優斗はまたさっきみたいにヌププ…とソレを引いて、お腹側を擦り上げるように自らの体勢を起こした。

私は余計腰をそらされて気持ちいい場所に彼のモノの先端が当たるようになってしまい、なんとかそれから逃れようとするが腕を掴まれて固定されてしまう。


「…ほんと、明子の中我慢すんの大変なんだからな」


ボサボサになった私の髪をすくいながら優斗は微笑む。

私はそれどころじゃなくて、次に襲ってきた快感に飲み込まれそうになって必死に耐えていた。


「ま……っ、またっ、くる……っ、くる、きちゃうぅっ！ゆうとっ、ゆ、と……っ、あっ」

「……おれも、」

「ぁっ、ぁっ、んあぁ…ッ、だめ、だ、め…っ、ぃ、く……っ」


パンッパンッ、と優斗は腰を強く打ちつけ最後は思い切り奥にねじ込んでぐっぐっと腰を突き出した。

その硬い刺激で私はもう何度目か知らない波にのまれて汗が全身からじわっと漏れ出るのを感じる。

お腹の奥がきゅううっと痛いくらいに締め上げられて、足の指先がツンと伸びた。

優斗、顔まで汗かいてる。
キスするたびにひんやりと汗ばんだ皮膚が当たって冷たい。

そうしてやっと優斗がぐったりと私の身体にのしかかって、私が早くどいてよとゲシゲシ蹴って抜いてもらった。


「…はあ……っ、はあ……、もう、全身運動なんだけど……ッ」

「…セックスなんてそんなもんだろ」

「もう……っ。…でも、ありがとう。またすっきりできた」


私はハンカチで汗を拭きながらそそくさとブラやパンツを装備していく。

いつも優斗にしてもらうとすっきりして、元彼のことなんて忘れて次にいけるのだ。

だからこれは必要な通過儀礼、だと思っている。