偽りの姫巫女は陰の王子に娶られる
退魔の力を持つ一族である倉橋依織(くらはし いおり)の元に、ある日突然名家である橘家との婚姻話が持ち上がった。しかも、それを命じてきたのは、霊的な事象を司る国の機関。断ることなどできなかった。
依織は退魔の一族に生まれながらなにも力を持たない落ちこぼれだった。出来るのは、才能ある双子の姉、彩織(さおり)のサポートをすることくらい。
対して婚姻を命じられた橘紫苑(たちばな しおん)は兄の碧唯(あおい)と揃って、妖異の鎮圧・討伐の精鋭部隊『鎮妖寮(ちんようりょう)』で活躍している有能な兄弟の弟だった。
どう考えても、釣り合わない。更に依織には、紫苑と結婚できない理由もあった。
しかし、『呪い』をその身に宿して生まれてきた紫苑にはなにか思うところがあるようで、この婚姻を喜んで受け入れていた。
ここに異性装カップルが誕生したことを、依織は知らなかった。
押しの強い男装女子×自分に自信のない女装男子の、妖異と戦いながらのちょっと奇妙な新婚生活が始まる。
※ カクヨムにも同じ話を連載中ですが、アルファポリスさんで先行公開しています
依織は退魔の一族に生まれながらなにも力を持たない落ちこぼれだった。出来るのは、才能ある双子の姉、彩織(さおり)のサポートをすることくらい。
対して婚姻を命じられた橘紫苑(たちばな しおん)は兄の碧唯(あおい)と揃って、妖異の鎮圧・討伐の精鋭部隊『鎮妖寮(ちんようりょう)』で活躍している有能な兄弟の弟だった。
どう考えても、釣り合わない。更に依織には、紫苑と結婚できない理由もあった。
しかし、『呪い』をその身に宿して生まれてきた紫苑にはなにか思うところがあるようで、この婚姻を喜んで受け入れていた。
ここに異性装カップルが誕生したことを、依織は知らなかった。
押しの強い男装女子×自分に自信のない女装男子の、妖異と戦いながらのちょっと奇妙な新婚生活が始まる。
※ カクヨムにも同じ話を連載中ですが、アルファポリスさんで先行公開しています
あなたにおすすめの小説
獣化できない出来損ないと捨てられた私を、銀豹の将軍が番として迎えに来ました
金狼の名門ゴルトハイム侯爵家の長女ルチアは、十八になっても獣化できない「出来損ない」。
離れに追いやられ、下働き同然の日々を送っていた。
ある日、凱旋した英雄・銀豹の将軍カシウスが、褒賞として「ゴルトハイム家の娘をひとり」と望む。
誰もが着飾った妹ヘレナだと思う中、彼が膝をついたのは、裏庭で洗濯籠を抱えたルチアの前だった。
「ようやく、迎えに来られた。俺の番」
八年前の森で交わした、ささやかな出会い。
そして、ルチアが獣化できない本当の理由とは――。
※この作品は、外部サイトでも掲載しております。
「君を愛することはない」と毎日言われたので、離縁の日だけは聞きに行きませんでした
「君を愛することはない」 夫にそう言われながら、セシリアは一年間、二人分の夕食を用意して待ち続けた。 けれど、婚姻を継続するか決める前夜、夫は最後の約束まで破り、幼なじみと観劇へ出かけてしまう。
翌朝、セシリアは夫の書斎を訪ねず、不更新届を提出した。 慌てて差し出された更新証書にも、もう署名はしない。
私を待たせたあなたを、これ以上待つつもりはありません。 冷遇された妻が離縁を選び、自分の暮らしと新しい恋を手にする。
「お前を愛することはない」と言われたので、「はいはい、かしこまりー」と答えたら、勝手に伯爵様が曇り始めました
「お前を愛することはない」
「はいはい、かしこまりー」
納得できない結婚をしたリオとオリバー。
ともに暮らし、お互いを知っていくうちに、オリバーは少しずつリオに惹かれていく。
しかし、リオはオリバーの「愛することはない」という言葉を律儀に守り続けていて——。
※ざまぁ展開はありません。
※9/10、9/21に加筆しました。
※なろう、カクヨムにも掲載しています。
※生成AIを構成・展開の壁打ち、設定整理、誤字脱字・表記ゆれ確認、文章推敲補助に利用。本文は基本的に自分で執筆し、提案された展開や短い表現を一部採用する場合があります。
【完結】私の出産日に初恋の人を選んだ夫、あなたを彼女に返品します
「子供っぽい嫉妬はやめろ」私が命懸けで出産した日、夫のヴィンセント侯爵は初恋の人の所へ行ってしまった。理由を説明して欲しいと言うと、子供っぽい嫉妬をやめろと厳しい声で言われてしまう。しかも初恋の相手がいきなりやってきて「侯爵様は昔から私を命懸けで助けてくれるんです」と悪びれもせずに言い放った。妻よりも初恋相手を優先する夫は必要ないので私は夫を初恋相手へ返品した。すると生まれてから一度も人に頭を下げたことのないヴィンセントが、ボロボロになって私に頭を下げてきて⋯⋯。
初夜のあとに愛する人がいると言われたので祝福で身体の時間を一日戻しました
夫婦となって初めて迎えた夜、セレンティアは夫リオールから「俺には、愛する人がいる」と告げられる。
彼が初夜を済ませた理由は、三年後に白い結婚として婚姻無効を申し立てられないようにするためだった。
けれどリオールは知らなかった。セレンティアの祝福《一日回帰》が、自分自身の身体にも使えることを。
セレンティアは自分の身体の時間を一日前へ戻し、三年間、侯爵家の妻として務めを果たすことを決める。
夫に愛されるためではない。三年後、白い結婚としてこの家を出ていくために。
たとえ時間が戻っても、もう一度私を好きになってくれますか ――大樹の約束――
時間を巻き戻した代償は、世界から自分の存在が消えることだった。
昨日まで自分を「芳乃」と呼んでくれたアルベールも、もう彼女を知らない。
すべてを失った芳乃。
けれど――世界中が彼女を忘れたはずなのに、学園の古い大樹だけが、彼女の名前を呼んだ。
「――よしの」
なぜか胸によみがえる、遠い記憶。
誰かと笑ったこと。名前を呼び合ったこと。
そして、「また会おう」と交わした約束。
やがて芳乃は、長い時を越えて一人の少女と再会する。
その少女の名前もまた――「芳乃」。
二人の芳乃が、新しい時間を歩き始める。
少し不思議で、温かな物語。
【完結】結婚式前~婚約者の王太子に「最愛の女が別にいるので、お前を愛することはない」と言われました~
挙式が迫るなか婚約者の王太子に「結婚しても俺の最愛の女は別にいる。お前を愛することはない」とはっきり言い切られた公爵令嬢アデル。しかしどんなに婚約者としてないがしろにされても女性としての誇りを傷つけられても彼女は平気だった。なぜなら大切な「心の拠り所」があるから……。しかし、王立学園の卒業ダンスパーティーの夜、アデルはかつてない、世にも酷い仕打ちを受けるのだった―― ※神視点。■なろうにも別タイトルで重複投稿←【ジャンル日間4位】。