売られた少女とヤクザの息子



松田組 組長の孫でありながら普通の生活に憧れを持つ青年 春詠に、ある日、護衛が付けられることとなった。

彼の護衛係に任命されたのは、両親に借金のカタとして松田組に売られてきた少女 菊乃。

菊乃が借金返済の為に提示された仕事内容は、春詠の護衛と『不要品の処分』


ーー「俺の半径1キロ以内に入ってくんな」


普通の生活を送りたい春詠は、菊乃の護衛を避けようと彼女を突き放す。

……しかし、借金を早く返済したい菊乃は、拒絶されても春詠の側から離れようとしなくて……?
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