Passing 〜僕達の「好き」〜

「僕は、君のことが――」

透き通った紺色の夜空。その夜空に、金平糖のような星がいくつも散りばめられた、満点の星空。明るく光り輝く、満月。僕達は、広い草原にゆったりと腰かけて、星を眺めていた。

僕はあの時、伝えたんだ。勇気を振り絞って、ちゃんと言葉に出したんだ……

「好き」って――

でも、その「好き」は儚く散った。

「ありがとう。俺も好きだよ。親友としてな」

あの爽やかな笑顔と、その言葉を前にしては、何も言い返せなかった。

“やっぱり、この恋は伝えられないのかなぁ……?”



あれから、3年経った。僕達は、高校3年生になった。

「僕はまた、必ず告白するんだ」

『恋人』としての好きを抱いている、月 白兎。一方で、『親友』としての好きを抱いている、星 昊明。昊明のことが好きで、もう一度告白したい白兎は、景瑠高校に転校生として、やってくる。それも、「女装」して。
昊明は、女装している白兎に気づかないまま、日々を過ごしていく。でも、そんな2人の遠かった距離も、行事を通して、日々の生活を通して、ゆっくりと時間をかけて、どんどん縮まっていき――

果たして、白兎の恋の行方はどうなるのか。


この恋は互いの『すれちがい』から始まる――



○ちょいエロ、エロあり→話のところに ★マーク付けています。(終わりの方に多くなると思います)
○更新頻度→不定 自分のペースで気ままに投稿しようと思います。
○後々、間に小話挟んでいこうと思います
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